神戸から東へ1万3千549km!! 

神戸から東へ1万3千549km!!

中古楽器の買取を行っていると、“値段を付けて売れる”ほどのものではなく、“しかし捨てるにはもったいない”という物が付属してくることがあります。

管楽器のリード、クロス、オイルなどの消耗品や、ギターやベースのストラップなどがそれにあたります。そういったものは、もったいないと思いつつも処分していきます。

先日、FacebookでJICA(独立行政法人国際協力機構)の松崎充さんが、「管楽器のリードやクロスなどの消耗品をお譲りいただければ開発途上国の子供たちの音楽教育に役立てます。」

という投稿があり、「それならば」ということでコンタクトをとりました。

ドミニカ共和国で吹奏楽の指導

松崎さん(1枚目写真中央)は以前からご縁があり、個人的にお付き合いさせていただいているのですが、現在、ドミニカ共和国で吹奏楽の指導をされているとの事です。先日一時帰国されたのでその際にお渡しいたしました。

 

少量ではございましたが、現地の方に活用していただければ幸いです。

楽器の売り買いをする者として、少しでも多くの人に音楽や楽器の楽しさを知ってもらうことは当然のことですが、このようなかたちで、ご縁があり、遠くの国の音楽教育の役に立てるという事もまた興味深く、嬉しい事でもあります。

毎日当たり前のように、「豊かで物がある」という環境で生活をしていますが、常にどこかで何かが足りていないという事もまた事実であり。今の環境に感謝を忘れずに音楽や楽器を楽しむことも大切ですね。

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