Gretsch Custom Shop G6136-CS “Custom Falcon” Red Sparkle by Stephen Sternを買い取りさせていただきました。
楽器買取専門店のQsic(キュージック)では、不要になった楽器を買い取りしております。
神戸店やなんばマルイ店での店頭買取はもちろん、宅配買取サービスで日本全国のお客様から楽器を買い取っております。
本記事では、Qsicの楽器買取サービスをとおして入荷したお品の中でも、ひときわ価値が高い一品をご紹介します。
Gretsch Custom Shop G6136-CS “Custom Falcon” Red Sparkle by Stephen Stern
Gretschのギターの中でも、特に人気が高いG6136。
今回はそのG6136の特別モデルである、G6136-CS “Custom Falcon” Red Sparkle by Stephen Sternでございます。
Gretsch社の歴史は長く、創業は1883年二まで遡ります。
140年もの歴史があり、ギター製作や世界の音楽シーンにおいても多大な影響を残しています。
G6136について
今回の”Custom Falcon”の元になるモデルであるG6136について触れていきましょう。
G6136は、もともとは1954年7月のNAMMショーで発表されました。
当時のGretaschのルシアーであり販売担当でもあるジミーウェスターが、Gibson Super400を改良したギターを設計しようとして生み出されたものです。
当初はこのモデルを製造販売する予定はなく、展示品で終わる予定でした。。しかし、発表後に多くの良い評判を受けて、グレッチは販売のための生産を決定します。
カラーは白でホワイトファルコンと名付けられました。
最初のモデルは1955年にモデル6136として販売され、当初の価格は600ドル(2023年の価値で6,824ドルに相当)でした。
その後ホワイトファルコンは、1950年代から1960年代にかけて改良を加えられました。
- 1957年にはエボニー指板のブロックインレイが半月型のインレイに交換。
- 1958年にはオリジナルのシングルコイルのディアモンド・ダイナソニックピックアップがフィルタートロン・ハムバッカーに交換され、同年にはメリタ・ブリッジがスペース・コントロール・ブリッジに交換。
- 1962年からビグスビー・ビブラート・テールピースが標準装備。
現在のファルコンシリーズは様々なカラーがありますが、こちらはRed Sparkleという特別なカラーリング。
制作者は、Gretsch Custom Shopのステファン・スターンです。
Gretsch Custom Shopとステファンスターン氏
Gretsch Custom Shopは、2004年に設立されました。
年代的には、Gretschが2002年にFenderと提携をした後です。
したがって、Fender社のマーケティングがGretschにも適用されてできた部署と考えるのが自然でしょう。(契約内容は、グレッチ・ファミリーが会社の所有権を保持したままフェンダーがギターのマーケティングや生産、流通を指揮するという契約。)
そんなGretsch Custom Shopの中でもとりわけ評判が高いのがステファン・スターン氏です。
それもそのはず、Gretschのギターを手掛ける前には、フェンダーカスタムショップのマスタービルダーでもありました。
フェンダーカスタムショップでの経験と技術に裏付けられた完成度と芸術性を誇るGretschのCustom Falcon。特別なG6136です。
現在、ステファン・スターン氏はすでにギター製造を引退していますので、そういった点でも非常に希少価値が高い一本です。
Red Sparkleのカラーも、他のファルコンモデルにはないゴージャスな仕様。
「どこで手に入れたの?」「そんなファルコンみたことない!」と驚かれること間違いなしです。
気になった方は、ぜひお問い合わせください。
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※このページでもご注文可能ですが、たくさん画像をご用意しておりますので商品ページもご覧ください。
≫ Gretsch Custom Shop G6136-CS “Custom Falcon” Red Sparkle by Stephen Stern 2020年製 [RK100]
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