ドライバーのインストールは要る?要らない? 

先日、USB- MIDIキーボードをご購入いただきましたお客様から「PCに接続しても反応しないので困っている」とご連絡をいただきました。
せっかくご購入いただきましたのに、すぐにご使用いただくことができず、大変ご不安だったことと思います。

実はそのときに必要だったのが「専用ドライバーのインストール」でした。
そこで、今回の豆知識では、その「ドライバー」について、少しまとめさせていただきたいと思います。

そもそも専用のドライバーとは?

プリンターを購入された場合などもドライバーの設定をされるかと思いますが、「ドライバー」とはPCの周辺機器を動かすためのファイルを意味します。

USB-MIDIキーボードをご購入される方は「キーボードをPCと繋いで、作曲や打ち込みをおこないたい!」というのがメインの目的ではないでしょうか?
その場合、MIDIの信号を送受できなければ打ち込みができないわけですが、その送受信を可能にするために必要なのが「ドライバー」ということなのです。
ですので、機種によってはドライバーがインストールされていないと「信号の橋渡し役」がいないため、接続しても電源すらつかない!ということが起こってしまいます。

最近のドライバー事情

実は、近年発売されたUSB-MIDIキーボードやコントローラーは「OS標準のUSB-MIDIドライバー」で動作するお品もあり、その場合には専用ドライバーのインストールが基本的には必要ありません。
人気のKORG microシリーズなどもUSB接続の場合には、基本的に別途インストールがいらないんです。
(場合によっては必要なこともあるのですが、少し長くなりますので今回は割愛させていただきます><)。

ただ、こちらのmicroKEY Airは Bluetooth MIDIというKORG独自の技術が搭載されており、Bluetoothを介してMIDIの送受信をおこなうことも可能です。
つまり、ケーブルが無くとも簡単に制作ができるという魔法のようなお話なのですが、その場合はKORG BLE-MIDI Driverという専用のドライバーを使用することとなります。
そちらがないと信号が行き来しないわけです。

また、シンプルながらも機能性が高く、プロも多く愛用されているRoland A-49。
持ち運びするには大きめのサイズではありますが、自宅で設置しての制作には使い勝手がよく、ロングセラーとなっております。

こちらはUSB-MIDI接続ではありますが、ドライバーのインストールが取扱説明書の手順に組み込まれており、メーカーHPからのダウンロードが指示されています。

このように各メーカー、各モデルで様々な方法が採用されておりますので、お品に合わせたドライバーの確認が必要となってきます。

ここ最近はメーカーHPのサポートページより専用ドライバーをダウンロードすることが多くなりましたが、以前は付属のCDからインストールする場合も多くございました。
そのため、当店にお売りいただく際にそのCDが欠品となっていることがありまして、さらには説明書も付属していなかったりしますと、大変戸惑われてしまうかと思います。

旧モデルでも各メーカーHPにドライバーが公開されていることがほとんどですので、あわてずそちらをダウンロードしていただけますと幸いです^^
また、買い取りにおきましては、「本体のみ」での買い取りももちろん可能ですので、お気軽にお問い合わせください!

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