【楽器にまつわる豆知識】
老舗ですね！今年で何周年？？？

先日、SNSを眺めておりましたら、フォローしております時計メーカーが今年40周年とのことで。
記念モデルが色々と出されているようでございます。
（どうでもいい話でございますが、私が愛用しております腕時計が35周年モデルでございましてもうかれこれ5年も前なのかと時の流れを感じました。）

こういった、
「創業何周年」
であったり、
「発売何周年」「デビュー何周年」
というのをちょくちょく見る機会があるわけですが・・・

若い頃は、
「そんなに昔からあるのか、生まれる前からあるんやなぁ」
などと思っておりましたが、物によっては、
「そういえば、高1の頃に新発売やったなぁ」というようなリアルタイムを知っているものも増えてきまして、自身の年齢を感じる瞬間でもございます（笑）

記念・限定好きの日本人とはよく言われることでございますが、こんなことをぼんやり思っていた矢先、Gibson120周年モデルが入荷してまいりました。

「そうそう、楽器にも周年モデルがいっぱいあったな」

と思い出しまして、今年が記念のメーカーや過去に記念モデルが出されたメーカーを調べてみるのも面白そうだなと思い立った次第にございます。

ということで、調べてみましたら、正に今年2023年が創立140周年のメーカーがございました。

Gretschでございます。

箱物の代表的メーカーでロックンロールサウンドの雄という所でしょうか。
その高級感あふれる芸術美で様々な人を虜にし、そしてサウンドメイクで悩ませるといったら怒られてしまうでしょうか。

唯一無二のサウンドで、「コレでしか出せない！」を地で行くスタンスは好みはあれど、殆どの人が一目置いているのではないかと思います。

記念モデルが3機種発売されておりますね。
・Gretsch / G5420T-140 Electromatic 140th Double Platinum Hollow Body with Bigsby
・Gretsch / G5230T-140 Electromatic 140th Double Platinum Jet with Bigsby
・Gretsch / G5622T-140 Electromatic 140th Double Platinum Center Block with Bigsby

お次は、先ほども少し触れました

Gibsonを調べてみようかと思います。

つい最近入荷してきたモデルは、120周年モデル2014年製造でございました。
こちらに関しては限定モデルというよりは、2014年に製造されたものに記念インレイが入っているというAnniversary企画だったかと記憶しております。

創業は1894年、今年で129年、来年2024年で130周年ですのでまた記念モデルが発表されるのでしょうか？？？
老舗人気メーカーだけに動向が気になるところですね。

ちなみに、Gibson傘下で一番有名なメーカーといっても過言ではない

Epiphoneは今年が150周年です。
傘下なのに、創業が長いのはご存知の方も多いかと思いますが1957年に買収されたからというのが理由でございます。

Gibsonの次となると、

やはり双璧をなすメーカーFenderでしょうか。

創業は1945年で、今年で77年となります。
先の2ブランドに比べると短いですが、70年以上というのは中々のものです。

人気機種が多いメーカーということもあり、そのモデルが誕生してから〇〇周年という記念モデルが作られる印象です。
また、アンプにも多くの周年モデルがあるのは特筆すべきところかもしれません。

アンプということになると、

Marshallも周年モデルの多いメーカーと言えるでしょうか。
創業は1962年、今年で60年となります。
エフェクターリィシューモデルが発売されて話題になっておりますね。
また2012年の50周年の際は多くの記念モデルが発売されたことを覚えてらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。
1W出力で歴代の人気アンプを再現するという試みは、革新的で人気を博したことは記憶に新しいでしょうか。

他にも色々と調べてみたいメーカーなどもあるのですが、キリが無くなりそうですので、今回はここまでとしたいと思います。

また機会があれば、他のメーカーも調べてみようかと思います！