知る人ぞ知る懐かしアンプ紹介 Vol.7 

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今回もおあつらえ向きのアンプが入荷してまいりましたので、ご紹介させていただければと存じます。
それは、「BOSS MA-1」でございます。

少し前までは、中古でもよく見かけていたかなと思っていたのですが、いつのまにやらこんなお値段に・・・。
今までご紹介したアンプの中で一番高騰したモデルかもしれません。

この度入荷してまいりました個体は、元箱に傷みはございますが、付属品も多く当時を知る上で多くの手がかりがあり興味深い所です。
それでは付属品から見ていきます。

まずは元箱。
当時を知る人から見ると懐かしいかもしれませんが、今このデザインで新商品として発売しても支障が無いのではないかと思うシンプルながら洗練されたパッケージ。
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当時の定価と思われる「¥7,800」というシールも残っているのが今となってはむしろ貴重でしょうか。
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続いては、取扱説明書です。
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この表紙のタッチはやや時代を感じるでしょうか。
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中身も見ていきますと、接続する機器が「カセット・ラジオ」となっていたり、「レコードやテープ」となっているなど、時代背景が色濃く反映されております。

そして、裏面・・・郵便番号が3桁です。
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1998年に今と同じ7桁に変わっているので少なくとも、それより前のものとなります。
1998年ですら、かれこれ25年経ちますからこの状況での付属品はかなり大事にされていたことの裏付けとなるでしょうか。

ではでは、ここから本体です。
サイズは代表的なコンパクトエフェクターとほぼほぼ同じサイズ。
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小さなスピーカーに、LINE IN/GUITARの音量調整のコントロールが2つ、ACA電源の入力。
入出力端子はGUITAR IN、LINE IN、PHONESの3つ。
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背面には、ベルトなどに固定ができるクリップに、電池パックの蓋。
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この電池パックの方式は、他のブランドにも採用して欲しいなと思うぐらい秀逸ですね。
BOSSコンパクトエフェクターは電池交換に関しては、確立した利便性がありますが、やはり一家言あるのでしょうか。

サウンドに関しては、ご自身で確かめてもらえれば・・・というところで言わぬが花かもしれません。
まぁ、小さなスピーカーですし、古いものでもありますので・・・。

その後、様々なものが出てきてはというわけですが、

どんな時代も外でアンプから音を出したい。
小さなアンプを持ち運びたい。

という欲求はプレイヤーからは尽きないのでしょうね。
小型アンプは数年周期で何度も流行る商品が出てくるわけですが、その元祖といっても過言ではないのがこのモデルでしょうか。

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