鍵盤に「真空管」が搭載されると? 

「真空管」といえば、オーディオアンプだったり、ギターアンプだったり、アンプに搭載されているイメージが強いと思います。
そんな真空管ですが、KORGからは真空管が搭載された鍵盤がいくつか発売されているのです!

そもそも真空管はなんの役割をしているの?

真空管アンプ:電極が入ったほぼ真空状態の真空管を使って電気信号を増幅させ、スピーカーを駆動させる音響機器のことである。

つまり、電気信号を増幅させるのに必要な部品が「真空管」なんですね。
※「トランジスタ」も同じ役割を果たしています。

真空管アンプとトランジスタアンプでは様々なサウンドの違いがあり、どちらが良い・悪いということではなく、好みや用途によって使い分ける、という感じではないでしょうか?

真空管のサウンドの特徴としては、「あたたかさ」「奥ゆき」「心地よい歪み」などがよく挙げられます。
ギターアンプももちろんサウンドの特徴はあるのですが、以前にオーディオの真空管アンプを聴き比べる機会がありまして、「なんだこの音の違いは!」と驚いたことを思い出します><

メンテナンスなどを踏まえると手がかかる部分もありますが、「手がかかる子ほどかわいい」わけで、真空管ならではのサウンドがお好きでこだわられている方もたくさんいらっしゃいます。

真空管搭載の鍵盤と言えばKORG SVシリーズ

KORGのSVシリーズは独自の真空管回路が搭載されています。

ビンテージのエレピサウンドが特徴のシンセとしては「Nord Electro」が有名ではありますが、真空管によるアナログなサウンドを得られるこちらも、ローズやウーリッツァーなど弾いていてめちゃくちゃ気持ちが良いです。

たしかにノイズは他のシンセと比べると多いかもわかりませんが、それも味かな、と思っております。

本家のビンテージ鍵盤たちは手に入れるのも大変になって参りましたので、そういったビンテージサウンドを気軽に演奏できる鍵盤としておすすめです!
また、見た目も丸っこくて他にはない可愛さがあります^^

そのほか「VOX Continental」というモデルも新開発の「新真空管Nutube」が搭載されています。(VOXのギターアンプにも搭載されているモデルがあり、比較的安価ながらも真空管のサウンドが楽しめるとして人気です。)

こちらは電子ピアノではなくシンセサイザーなのですが、やはりオルガンやビンテージエレピのサウンドが魅力的で、特にオルガンメインで使用される方にはおすすめです!
そして、またまた見た目が可愛い!
(ライブでは見た目もやっぱり大事だと思うのであります^^)

真空管の搭載された鍵盤が気になりだしたお客様!
只今、店頭にて「KORG SV-1」を展示中ですので、よろしければお立ち寄りくださいー♪

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