【初心者さん必読!】どうしていますか?トランペットの分解・組立 

トランペット吹きの皆さんは、演奏の合間に楽器の中の水を抜きたいときやお手入れの際にどんな手順で分解・組立をされていますでしょうか?

今回は、なんとなくお手入れしてた…という初心者さんに向けて、分解・組立の手順と注意点をご説明いたします!

手順の説明に先んじて、パーツ名称をご紹介!

トランペット パーツ名称

分解

1. 笠をまわし、トランペット本体からピストンをまっすぐに引き抜きます。
このとき、ピストンがどの向きで本体にはまっていたかを確認しておきます。
YAMAHAの楽器であれば、演奏する向きに構えたときに、見える向きに番号がきます。番号はマウスピースからベルに向かって1・2・3です。

番号が振られている

ピストン番号

2.第1,3抜差管のストッパーネジが外れていることを確認します。モデルによってはストッパーが無いこともあるので、不要であればこの手順は飛ばしていただいて大丈夫です!

ストッパーネジ

ストッパーネジ

3.第1~3抜差管、主管抜差管、ボトムキャップを外し、どのパーツか分かるように並べておきます。

トランペット分解

先に抜差管を抜いても分解可能ですが、そうすると第1~3抜差管を抜くときに対応するピストンを押しながら抜く必要があります。
上の手順だとその手間が省けるのでおすすめです!

組立

1.ボトムキャップをまわして締めます。
2.各抜差管を元の箇所にまっすぐにはめ入れます。
3.各ピストンを元の箇所、元の向きに本体にまっすぐに入れ、笠ネジを締めます。
4.笠が閉まっている状態で、押し金をすこし回して、「カチッ」と固定されることを確認します。

押金
5.マウスパイプから息を通して抵抗がないことを確認します。
ピストンを動かして、ピストンを押したとき・離したときにも息が通ることを確認します。

分解と同様に、こちらの手順だとひと手間省けておすすめです!

おわりに

いかがでしたでしょうか?

分解・組立どちらにも共通することですが、ピストン・抜差管を動かすときは「まっすぐ」を徹底してください。

「他にもこんなことが知りたい!」などご意見、ご質問がございましたら、お気軽にお寄せください。

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  • フルート/ピッコロ
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    といった管楽器やその周辺の商品も広く取り扱っております。
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