シンセサイザーやキーボードを演奏する際に、「電源ケーブル」「電源アダプタ」等を使用しますが、今回は「電源ケーブル」のプラグについて考えたいと思います。
そもそも電源ケーブルと電源アダプタはどう違うの?
最近のキーボードやシンセサイザーはアダプタを使用するものが多いのですが、もちろん電源ケーブルを使用するものもございます。
その違いはというと・・・
(厳密にはもっと説明が必要ですが、ここではかんたんに。)
■電源ケーブル=電気を送る線
■電源アダプタ=コンセントから出てくる交流電圧を、直流電圧に降圧・整流するための機器
ということは、「形があえば、どのアダプタでもいいよねー♪」と、適合しない電源アダプタを使用してしまうと楽器の破損に繋がりかねないんですよね><
※アダプタに関しては過去記事で掲載しておりますので、そちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。
電源アダプタは絶対に規格にあったものを使用しましょう!
電源プラグの3ピンの「3本目」は何?
さて、話は電源ケーブルに戻りまして、ケーブルのプラグには2ピン仕様のものと、3ピン仕様のものがございます。
ご存じの方も多いと思いますが、この3本目の棒は「アース」と呼ばれ、感電を防いだり、静電気を抑えたり、事故を防ぐために設けられています。
楽器の場合はノイズを防ぐなどの役割も大きいですね。
最近は義務化により、家電も3ピン仕様のものが増えているとのことで、やはり漏電など安全面に配慮されているのが3ピンプラグとなります。
2ピンプラグのケーブルに変えて使用しても問題ないの?
メーカーでは、やはり元々3ピンプラグの電源ケーブルが付属している楽器に関しては、3ピンを使用することとされています。
3ピンの場合、2ピンに変換するアダプタを使用するか、最近では3ピン仕様の電源タップも多数販売されておりますので、そちらを使用されることをおすすめします。
(20年前の私は、やむを得ないときは延長コードにうまい具合にアースのピンを出して差し込んでいましたが、それはやめましょう><)
ただ、変換アダプタをつけて壁に差す場合は、アダプタの重みでいつの間にか壁から抜け落ちていたり、半分差さったままの危ない状態になったりするので、使わないときは抜くほうが良いです。
案外、はずれかかっていることが多いので・・・。
ちょっとしたことではありますが、キーボードもシンセサイザーも電気製品である以上、火事などにつながらないとは言えませんので、安全に使用しないといけないな、と改めて思う次第です。
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