この1年ぐらいでしょうか。
おかげさまで、例年に無いペースでアンプ類をご売却いただいております。
本当に有り難い事でございます。
コンボアンプ・ヘッドアンプ・キャビネット・・・などなど、様々な商品が入荷してまいります。
そんな商品の在庫が豊富にある状況だからこそというのもあるのですが、中々思っていても検証することができない事柄に挑戦するチャンスを得ました。
それは何かと申しますと
「スピーカーだけで音を出してみる」
ということです。
アンプから音が出力されて、スピーカーからアウトプットされるわけですが、皆さん思ったことは無いでしょうか?
「キャビネットって何であるんやろ?」
繊細な部品であるスピーカーの保護のためでしょうか。
持ち運んだり、いろんな向きに向けられるように固定したいからでしょうか。
もちろん上記のような理由もあるでしょう。
じゃあ、音は変わらないのでしょうか???
これが今回のメインテーマでございます。
それでは、実際に試していきます。
先日、おあつらえ向きに入荷してまいりました
「CELESTION VT JUNIOR」
を使用いたしまして、ミニヘッドを鳴らしてみました。
ミニヘッドにギターを直で繋ぎ、スピーカーアウトからスピーカーに直で繋ぐというすごくシンプルな環境を作りました。
ミニヘッドの出力は5Wではございましたが、フルテンなどにすると流石に近くで聞くとうるさいのですが、画像のようにスピーカーのみで鳴らしますと、「音が鳴っているな」程度の音量しか出ず、サウンド面でも、音の輪郭がなくイコライザーを調整してもメリハリが効かないというような状況でございました。
「音が逃げてしまっている」
というような表現が近いかもしれません。
スピーカーはもちろん本体から音を出すわけですが、キャビネットがどれだけ重要な役割を持っているのかを認識した瞬間でございました。
キャビネットの形状、材質なども音に影響があるのでしょうか。
そのあたりもいつか検証をしたいのですが、このサイズの木材を素材違いで確保するというのがなかなか難しいというのが正直なところでございます。
また、機会があればぜひともトライしたいと思っております。
検証ができる事がございましたら、またこちらで報告をさせていただきます。
お気軽にコメントしてください。