数年で大幅に機能やサウンドが一新されるマルチエフェクター。近年は特にスピード感が早く、やっと慣れたころには大幅にバージョンアップしたニューモデルが発売ということも珍しくありません。
ニューモデルとなるとやはり心がくすぐられますが、「また慣れるのに時間がかかるだろうし・・・」「今ので十分使えるし・・・」と、一旦購入を見送っているというお客様も多いのではないでしょうか?
確かに覚えることが多くて一から把握するのは億劫という気持ちも大いに分かりますが、場合によっては今までかかっていた時間を大幅に短縮できるかも。色々あるモデルの中から、今回はGT-1000シリーズのある便利な機能を紹介させていただきます。
【一度作ればどこでもすぐに使える】
GT-100やGT-1といった従来のモデルであれば、あるパッチ上でエフェクトのセッティングができても、パッチを変えれば改めてセッティングし直す必要がありました。このGT-1000シリーズにはその面倒が一気に解消される機能が搭載されています。それが『STOMPBOX』機能です。
例えばパッチ001上の各エフェクトのページを切り替えると、ディスプレイ右下にSTOMPBOXという表示があります。
例えば歪みのDS-1上で切り替えれば、STOMPBOX上のDS-1を選択できます。そこで歪みのTYPE、GAIN、TONEといったパラメーターを調整して保存すればセッティング完了。
作成したDS-1は”別パッチ上でも瞬時に呼び出す”ことができるんです。
さらにこのSTOMPBOXはリンクしており、パラメーターを変更すれば各パッチ上のパラメーターにも反映される非常に便利な機能となっています。
すぐに呼び出せて、なおかついちいちパッチごとに調整し直す必要がなくなるので、かなりセッティングの時間を短縮できますね。10個までプリセットできるので、一度気に入ったセッティングは逐一保存しておくのが吉です。まだまだ他にも便利機能がありますので、BOSSの旧モデルをお持ちの方で導入を悩まれている方は参考になれば幸いです。
また当店で買取させていただいたモデルの中で便利な機能や裏技が見つかれば紹介させていただきます!
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