実際のところどうなの? ~ステップアップトランス編~ 

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現在2020年。
多くの海外メーカーの話題の楽器や機材なんかの情報もオンタイムで入ってきて、比較的速いタイミングで国内にも商品として入荷してくる時代になったなと感じます。

しかし、かれこれ30年ほど前。
90年代では国内の代理店を通って入ってくる商品は今よりももっと少なく、自分の好きな海外アーティストが使っている話題の機材などを使いたいとなると直接メーカーになんとかして連絡したり、ありとあらゆるコネクションをフル活用し、海外で買ってきてもらったり、並行輸入業者に頼み込んで一緒に仕入れてもらったりという涙ぐましい努力をしていたという人も少なくないのではないでしょうか。

当時の人気アーティストのほとんどは海外レコーディングをおこなっており、
「なんでわざわざ海外に行く必要があるんだろうか?」
と子供ながらに疑問に思っていたものですが、その理由に
【楽器の音がよくなるから】
と多くのアーティストが答えていたのを覚えております。

さて、上記の2つの話ですが、今回の記事に実は繋がりがございます。

キーワードは「並行輸入/海外直輸入」と「海外レコーディングの方が音が良い」でしょうか。

この2つのキーワードに共通すること・・・それは電圧でございます。
日本の電圧はご存じ「100V」でございます。

元来、海外のメーカーのものはその国で使われる事を想定されているので電圧が「100V」では無いのです。(当たり前の話ですが)日本に正規代理店があり入ってくる場合、100V仕様に調整されているのですが、代理店を通っていないものはそのままの仕様でございます。

ほとんどのケースで、電源が入らないということは無いのですが、動かすのにパワーが足りない状況が生まれてきます。

そんな問題を打破するために用いられるのが「ステップアップトランス」でございます。

これはどういう役割を果たすのかといいますと、日本の100Vの電源から取った電圧を変換して必要な電圧まで昇圧してくれるのでございます。
これにより必要十分の電圧となり最大のポテンシャルが発揮できるわけです。

で、タイトルの件なのですが、
「実際のところどうなの?」
でございます。

100Vと120V本当に違うの?という疑問が湧いてきませんか?

たまたま、おあつらえ向きにステップアップトランス(110-120V)仕様のものが在庫としてあり、そして、たまたま並行輸入のアンプがございましたので、試してみました。

まずは、通常電源から。
やはり普通に電源は入ります。
音も出ますが、気持ちノイズが乗っているような・・・。

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こんな使い方はまずしないとは思いますが、「LEVEL」をMAXにした時と「DRIVE」をMAXにした時それは起こりました。
電源のランプが点滅し、「ボッボッボッ・・・・」と異音が鳴り響きました。

まさにパワー不足を絵に描いたような反応。

次は、同じ電源にステップアップトランスを接続してみます。
電源は普通に入ります。
が、ランプの光がさっきよりも強い?鮮やかな印象です。
ノイズも少ないような気が。

そして、先程、問題が起きたセッティングにしてみましたが、こちらは電源が落ちることもなくバッチリ鳴りました。

当たり前のことですが、本体にかかれている通りの供給をしないと使えないんだということを改めて目の当たりにしました。

やっぱり電源は大事ですね。
確かに音も良くなるきがいたしました。海外でのレコーディングで音が良くなるというのもなるほど納得でございます。

先にもお話いたしましたが、最近は100V仕様に調整を施されたものが多いので、ステップアップトランス自身を見る機会も随分と減ったかと思いますが、日本での発売が未定の商品や、古い年代の商品を使うときはぜひともお使いいただきたいと思いました。

今回も、本当に取るに足らない検証ではございましたが、また何か気になるアイテムを買い取ることができましたら記事にしてみようかと思いますので、今後ともお付き合いいただけますと幸いにございます。

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