電子ピアノを買いたい!でもどれを買えばいいの? 

自宅での趣味に最適な楽器演奏!
なかでもピアノは身近な楽器であり、この機会に「新たに趣味としてピアノをはじめたいな」という方や、ブランクのある方が「もう一度弾きたい」と仰るのを耳にするようになりました。

ただ、昨今の住宅事情や金銭面から、なかなか生ピアノ(グランドピアノやアップライトピアノ)を購入するのは難しいというお話も伺います><

そこで候補に挙がるのが「電子ピアノ」です!

サイズもコンパクトで場所を取らず、ヘッドフォンやイヤフォンでの出力も可能で時間を気にせず練習できるのも電子ピアノの魅力です。
ただ、「ピアノをはじめるのに電子ピアノでいいの?」とか、「いろんな種類がありすぎて、どれを買っていいのか分からない~」というお悩みも多いかと思います。

そういったお悩みの解決になるよう、以下、購入のポイントをまとめたいと思います^^

ピアノを習いたいが、電子ピアノからはじめて大丈夫なの?

「ピアノと言えば生ピアノ」という考えも多く、たしかに私もその通りだと思います。
そのため、電子ピアノの購入を検討される方で、「本当に電子ピアノを買って良いのか」というお悩みを抱える方も多くいらっしゃいます。

そこで以前、ピアノ講師の方に、この悩みについて伺ったことがあるのですが、確かにこれからずっとピアノを続けて、コンクールなどにもたくさん参加したいとなれば、やはり「生ピアノ」を勧めると仰っていました。

ですが、やはりまずはピアノを好きになってほしいので、ご近所に迷惑をかけたり、ピアノを置く場所がなかったり、金銭面で購入をためらうよりは、電子ピアノを購入して第一歩を踏み出すほうが良いのではないか、とその方は仰っていました。

講師の方もたくさんいらっしゃるので、それぞれのお考えがあると思うのですが、確かに第一歩を踏み出すには電子ピアノが最適ではないかと私も感じます。
また、私の子供の頃に比べると、はるかにタッチも音色も性能も良くなっており、生ピアノとの差も縮まってきています。

まずは、電子ピアノからはじめてみて、条件がそろえば生ピアノを購入する、という流れでも良いのではないかと、個人的には思っております^^

どの電子ピアノが自分に合っているのかな?

「電子ピアノ」とひとくくりに言っても、そこに属するモデルは多種ございます。
そこで、

①88鍵のピアノタッチにこだわりたい
②できる限りコンパクトで軽量なモデルが良い
③ライブなどでも使用できるものが欲しい

以上、3つのポイントごとにまとめてみたいと思います。

①88鍵のピアノタッチにこだわりたい

電子ピアノと聞いて思い浮かぶのが、88鍵で生ピアノと同じようなハンマータッチの鍵盤が搭載されている仕様だと存じます。
ピアノのように鍵盤の重みを感じたい方、ピアノとのタッチの差を極力少なくしたい方におすすめです。
(メーカーにより、タッチに関して多少の違いがありますので、可能であれば購入前に実機に触れられた方が良いかと存じます。が、当店もまだ店舗営業をおこなっていないため、大きな声でお伝えできないのが苦しいのですが・・・泣)

画像のように奥行きがなく場所を取らないスタイリッシュなモデルから、専用の脚と一体になっていて、しっかりと弾き込める重厚なモデルまで様々ありますので、設置場所を考えてからデザインで選んでも良いですね^^

※申し訳ありませんが、当店では脚一体型の電子ピアノの買取はおこなっておりません。脚を外すことができる電子ピアノは買取、販売をさせていただいております。

②できる限りコンパクトで軽量なモデルが良い

「鍵盤のタッチよりも、もう少し軽量でお手軽なモデルが良いな~」というご希望もよくお伺いします。
そんな時におすすめなのが、YAMAHAのNPシリーズが代表格のコンパクトなモデルです。

88鍵盤のピアノタッチモデルより、奥行きがさらにせまいので場所を選ばず、軽量なので普段はクローゼットなどにしまっておき、弾きたい時に取り出すこともそこまで苦になりません。

シンプルな仕様ですので、難しい操作もありません。
手の小さいお子様や、まずは弾けるようになるまでお手軽に試してみたいという方に大人気のモデルです。

③ライブなどでも使用できるものが欲しい

「昔の友人とバンドをしようとなって、キーボードを探しているんです~」というお客様の中で、ピアノタッチを好まれる方もおられ、その時におすすめするのがピアノタッチ鍵盤を持つシンセサイザーです。

分類としては電子ピアノではなくシンセサイザーになるのですが、バンドで様々な曲を演奏したい場合にはシンセサイザーの方が幅広く対応できるのでおすすめです。
少し操作は煩雑になりますが、多彩な音色を演奏するのはこれまた楽しいもので、バンドにもきっと役立つと思います。

電子ピアノとの大きな違いは、ほとんどのモデルにスピーカーが搭載されていないことなのですが、もちろんヘッドフォン端子や外部出力端子がございますので、自宅での演奏にも問題ありません^^


以上、購入のポイントをまとめてみました。
ご検討される際の参考になれば幸いです。

自分にピッタリと合う電子ピアノとの出会いがありますように。

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