【『激歪みだけじゃない!』ODB-3に秘められた能力とは】 

BOSSのベース用オーバードライブとして定番であるODB-3。GAINが9時を過ぎた辺りで一気に歪みが加わり、エッジの効いた攻撃的なドライブトーンが特徴的です。(レッチリのフリーが使っていた事でも有名ですね。)

OD-3やSD-1などをイメージしていると、思ったよりドライブがかかり過ぎて…(汗)となられた方も少なくないのではないでしょうか。そんなODB-3ですが、歪みを抑えて大人しくさせる方法があります。

それは『BALANCEノブをDRY側に振り切る』事です。

そんな事したら何の意味もなくなるのでは?という声が聞こえてきそうですが、こうする事でプリアンプのような使い方が出来るんです。

■プリアンプとして使ってみよう!

ODB-3はDRYに振り切っていても実はGAINが反応します。GAINを調節すると低音が足され、音が太くなります。そこに2Band EQのHighをブーストさせてクリアなスラップ向けのサウンドにしたり、逆にHighをカットしてジャズベースライクなマイルドなトーンにしたりなど、自身のベースに合わせて、臨機応変にサウンドメイクが出来るんです。

自分はBALANCEノブを歪みがかかり始める9時までの間で微調整して、かすかにドライブ感を出しつつ、ピック弾きをしていた覚えがあります。応用するとブースターとしても利用できますね。

そんな攻撃性と万能性を兼ね備えているのがODB-3なんです。

■ぜひ一度お試しあれ!

裏技的な物言いでしたが、上記の使い方は比較的ポピュラーだったりします。ただ、毎年数多くの新商品が発売される中、ベース用プリアンプも種類が多く、「何にしたらいいか決めきれない…」「コンプも買いたいけど予算が…」と悩まれている方も多いのでは?そんな時はぜひ一度ODB-3を試してみてはいかがでしょう。既にお持ちの方もこの機会に色々と遊んでみていただければ幸いです。

もちろん従来通り、ガンガン歪ませてギターと張り合う事もおすすめですよ!

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