まだまだ現役!知る人ぞ知る懐かしアンプ紹介! 

中古楽器を取り扱っておりますと、自分よりも年上のモデルが入荷してくることも少なくありません。

そんな中でも、衝撃を受けるモデルというものがございます。
そういったものの詳細を調べて、時代背景などと共に振り返ってみようというのが今回のテーマでございます。

「懐かしいなぁ!」と思われる方も、「へぇ~そんな時代だったんだ」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、お時間のある時に読んでもらえると幸いにございます。

さて、今回ご紹介するのは、

≪Roland Studio BASS-100≫

でございます。

この大きなルックスから時代を感じます。
そして、現在は本当に小型化が進んだなぁ~と改めて実感致します。

サイズは
W840 × H680 × D428(mm)

重量は
約45kg

と今の時代ですと驚異的な重量とサイズでございますが、20-30年前はこの手のサイズのアンプは特に珍しくなかった気がいたします。

出力は100W、大口径の38cm(およそ15インチ)スピーカー1発搭載と潔い仕様で、単純明快な細かい事は出来ない仕様かと思いきや・・・

6素子のイコライザーがツマミでそれぞれ操作出来るという、きめ細かい音作りが出来るモデルであったりします!

イコライザー部分の他にも、「Treble、Middle、Bass」がついているので、本当に細かく設定が可能です。

また、傾けるとキャスターが使える仕様となっており、重さという弱点もカバーしております。
このキャスターは今のモデルにも付けたらいいのにと思ったりしますね(笑)。

スピーカーアウトも選べる仕様で、外部のキャビネットにつなぎ替えることも、本体を鳴らしながらエクストラキャビネットを使うことも可能と、とにかく大きな会場で使うことを念頭に作られていたことが垣間見えると言えるのではないでしょうか。

当店に在庫しております個体は1986年製でございますが、こちらの商品がカタログに発表された年は、1979年でございます。

1979年とはどういった時代だったのでしょうか。

ちょっと調べてみました。

<1979年ヒット曲・洋楽>
ビリー・ジョエル「 オネスティ 」、ヴィレッジ・ピープル「ゴー・ウェスト」、ドナ・サマー「ホット・スタッフ」、バグルス「ラジオ・スターの悲劇」などなど。

今でもテレビやCMで使われるような名曲揃いですね。

<1979年ヒット曲・邦楽>
渥美二郎「夢追い酒」、ジュディ・オング「魅せられて」、さだまさし「関白宣言」、ゴダイゴ「ガンダーラ」、アリス「チャンピオン」などなど。

まだまだ、演歌のセールスが上位を締めていた時代ですね。

40代より若い方は、演歌が売れていたということに驚かれるかもしませんが、チャートの1位が演歌というのも珍しくない時代でした。

<1979年の来日アーティスト>
Queen、Eagles、Eric Clapton、Billy Joel、Bob Marley、Michel Polnareff、Rod Stewart、Donna Summer
などなど。

昨年から話題のQueenも来日しておりました。
(初来日ではありませんが)

名前を見ると多岐に渡る音楽性の人が来日していた年だったんだなぁ~と思いますね。

およそ40年前となりますので、既に亡くなられている方もいらっしゃり感慨深いものもございます。

こういった形で振り返ってみると、かなり昔の印象を受けますが、そんな時代に作られていたものがまだ現役で動いているという事には改めて驚かされます。

電化製品なんかで考えますと40年前のものを、まだ使っているなんてことは考えにくいので、楽器の世界は特異な世界なんだなと改めて感じます。

また、なにかおもしろいアイテムが入ってきたら時代背景などを調べてみようと思います!
では、今回はこの辺で。

アンプ・ドラム担当:土内

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