少し前のことですが、非常に驚くことがございました。
ある入荷商品から、昆虫のアリが出てくるのでございます。
おかしいなぁ?と想いながらそれが梱包されていた箱を見ますと、
そこには大量のアリが・・・。
どういう理由かまでは分かりませんが、ダンボールにアリが巣を作ってしまったんだなぁと思い、スタッフ数人がかりで逃げ出したアリを駆除し、そのダンボールを袋に詰めて処分したのでした。
それから数日間、「アリが出ました!」とスタッフから時折聞くように。
あの荷物が届いた日に逃げ出してたんだろうと、あまり気にも止めていなかったのですが・・・いくらなんでも多すぎるぞ!となり原因を解明することになりました。
そもそも、当日の荷物のダンボールは厳重に袋詰して処分しているので今は無い。
となると・・・まさか、楽器本体?!
半信半疑で楽器の裏蓋を開けてみると・・・そこにも大量のアリが・・・・。
どうやら、本体の中を巣としてしまっていたようでした(驚)
ここまで、多くの虫が機材の中に入り込み事は本当に異例中の異例なのですが、
意外と機材の中に虫が入り込むことは少なくないのです。
職業柄、年間を通して非常に多くの楽器を検品しておりますと、ちょくちょく見かけることがあるのです。
アンプのバックの中、エフェクターの裏蓋を開けた電池ボックスの中が多いでしょうか。
ジャックの穴から忍び込むのか、隙間から入っていくのか・・・相手は虫ですから容易なことなのでしょうか。
今回のことがありましたので、少し調べてみましたら、電化製品の中に虫が巣を作るということは想像している以上に多い案件のようで、ちょっとインターネットで検索するだけで多くの被害が報告されております・・・。
たかが虫だろ~と甘く見てもいられないようで、内部の配線を切ってしまったり、エサなどを持ち込むことにより機械にゴミが溜まってしまって壊れたりということが報告されているようです。
駆除方法はないのかな?と思って調べてみたのですが、駆除はできるが、機械が無事で済むかはわからないことが殆どなんだそうです。
殺虫剤などを精密機械の内部に入れるとなると、それはそうだよなぁ~と(笑)
一番多いのは、当店も被害にあいました(?!)アリのようです。
アリが巣を作ってしまったら、ほぼ買い換えるしか無いそうですので、使わない機材を外の物置などに保管しておられる方は注意が必要かもしれません!
さて、ちょくちょく見かけると先程申し上げたのですが、中でも一番驚いたのは何かと申し上げますと、ギターのビグスビーの間に、ほとんどの方が苦手とされる某昆虫が挟まっていたことでしょうか・・・。
あれは本当に驚きました。
どういう経緯ではさまったのでしょうね????
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