【『目に見える物が全てじゃない』エフェクター内部に隠されたサウンドメイクの秘密】 

・もっとエフェクトを深くかかってほしい…
・高音域がもう少しあれば…

音作りに悩んだ挙げ句、別のエフェクターに買い換える方も多いのではないでしょうか。

ただ、目に見える表側のコントロール部分だけではなく、実は裏フタを開けた内部にも、サウンドの調整が出来るモデルもございます。
組み合わせによっては、いつもと違う自分だけのサウンドが発見できるかも?

今回はそういったモデルの一部を紹介いたします。

MXR M169 Carbon Copy Analog Delay

エフェクター内部2

こちらの内部トリムは、それぞれモジュレーションWIDTH、モジュレーションSPEEDとなっており、MODスイッチを押した際の、揺れの深さとスピードを調整する事ができます。

本モデルの良さである「テープエコー感」を残したまま、お好みの揺れ具合に調整する事ができます。

XOTiC EP BOOSTER

エフェクター内部4

①がBASS BOOSTスイッチ
ONにすると低音域を持ち上げてくれます。出荷時はOFF状態になっています。
②がBRIGHTスイッチ
ONにすると高音域の抜けを上げてくれます。出荷時はON状態になっています。

ON/OFFを組み合わせることによって、まろやかなトーンにしたり、全音域を持ち上げてゲインアップさせる事も可能です。

EBS MULTI COMP

エフェクター内部5

このモデルは「マルチバンドモード」を使用する際の、低音域と高音域のスレッショルド(圧縮するポイント)を、内部のトリムで調整する事ができます。

お持ちの機材に合わせたサウンドメイクが可能になっています。特にスラップをする方には、重宝するモードではないでしょうか。

エフェクター内部6

一見すると分からない事もありますが、メーカーサイトや取扱説明書にも記載していますので、お持ちの機材に特殊な機能がないか、確認してみるのも面白いかもしれませんね。

※メーカー側で裏フタを開けないように注意しているモデルもあり、無理矢理確認すると故障の元になるので、絶対に開けないでくださいね。

ご紹介したモデルをお持ちの方は、ぜひ一度お試しください。

 

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