人に話したくなる!・・・かもしれない雑学 

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先日テレビを見ておりましたら横須賀が紹介されておりました。
様々な名所や特産品・有名店などが紹介されていた中で、「スカジャン」の老舗店が取材されておりました。
スカジャンといえば、ここ数年、またも人気が再燃しており、10代・20代の若い世代にも注目されているファッションアイテムでございます。(そういうこともありテレビでも紹介されたのでしょうか?!)

諸説はございますが、駐留米軍の兵士達が帰国する際に駐留地の思い出として横須賀の刺繍屋さんに頼んで作ったのが発祥とされており

横須賀のジャンパー → 横須賀ジャンパー → スカジャン

となったと言われております。

ということで、
「スカジャンというのが正式名称でアメリカでも通じるのじゃないの?」
と以前は思っていたのですが、アメリカでは「スーベニアジャケット」と言うそうです。
意味は「記念品・お土産品」という意味なのだとか。

要するに、自身が駐留した基地の思い出、記念品(スーベニア)として刺繍のはいったジャケット(ジャンパー)をこしらえてお土産として持って帰るのが流行ったというのが事の起こりのようでございます。

発祥地の固有名が入っていますから、アメリカでも「ヨコスカジャンパー」なんて言われているのではないかと思っていたのですが(笑)

同じように、楽器の業界にも「えっ?!英語じゃなかったんだ!!」ということも。

有名な所で言いますと、ベースの奏法であります「スラップとチョッパー」。
若年層はチョッパーという言葉自身を知らないかもしれませんね・・・(苦笑)

形や奏法により使い分けておられる方もいらっしゃるかと思いますが、全ての人に共通の定義がないというのが現状であり、基本的には同じ奏法を指した言葉とされています。

スラップ:slap
とは、英語で平手打ち、叩きつけるという意味でございましてあの奏法の見た目そのままな感じですよね。

では、なぜ「チョッパー」なのかですが。
日本で広まる際に象徴的な楽曲があり、その曲名から取られた「チョッパー」という言葉が日本ではメジャーになってしまったというのが現在の見解のようです。(諸説あり)

上記のように、チョッパーに関しましては完全に日本独自でつけられた名称でして日本語なわけです。
英語ですらないのにカタカナ表記なので複雑になってしまったのかもしれませんね。

他には、「チューブアンプ」と「バルブアンプ」なんてものがございます。
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チューブアンプ:tube amp
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バルブアンプ:valve amp
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どちらもご存知の通り「真空管搭載アンプ」の事を指すのでございますが、
「なぜ言い方が違うんだろう?仕様の違いなどで言い分けているの?」
と疑問に思っていました。

調べてみますとアメリカとイギリスで言い方が違うということだとわかりました。
アンプの本体にも「tube」「valve」と表記があるかと思うのですが、アメリカ製のブランドとイギリス製のブランドで表示が面白いように分かれます。

一般の方に比べても特に英語が苦手な私は、
「英語ってアメリカとイギリスで違うの?」
と驚きを覚えました。

しかし、よくよく考えてみますと別の国ですし距離も近いわけではないので、それはちょっとづつ変わっていくよなと。日本国内という狭い中でも方言があるわけですし。

基本的にアメリカ英語とイギリス英語では意思の疎通が取れないというほど違うわけではないようなのですが、関西弁と標準語ぐらいの違いはあるのかなと推察します。

同じ意味を指すのに言い方が複数あるんだよなという場合、単純に「日本語と英語だろう」と決めつけられないというのも様々な国のものが入って来る日本ならではの事柄なのかもしれませんね。

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