先日、Rickenbucker4001が入荷して参りました。
「Rickenbucker4001」
と聞いて、誰を思い浮かべるでしょうか。
ポール・マッカートニーでしょうか?
ブルース・フォクストンでしょうか?
クリス・スクワイアでしょうか?
一番有名なのは何と言ってもポール・マッカートニーでしょう。
しかし、私がRickenbucker4001でいつも思い出すのは
「レミー・キルミスター」
です。
2015年の年末に彼の逝去というニュースが流れた時、本当に衝撃でございました。
言わずとしれたMOTORHEADのフロントマンであり、Bass&Voでございます。
フロントピックアップ付近、ほぼネックの上ぐらいで激しくピッキングしながらあのダミ声で激しく歌うスタイルは多くの人に影響を与えたでしょう。
今でいうとハイエンドブランドともいえるのでしょうか、そんなRickenbucker4001を荒々しくピッキングするスタイル。
MOTORHEADの映像を初めてみた時「あんな使い方してもいいんだ!」と今までの既成概念をぶち壊されました。
ハードロックでRickenbucker4001(4003やシグネイチャーも使っていましたが外観や仕様は、似ている)それはまさにレミーの代名詞。
仕様的に、サウンド的に、構造的にハードロックにマッチするとは言い難いアイテムを圧倒的な存在感で定番にしてしまった彼は、偉大なロックスターの一人であり、Rickenbuckerベースの魅力を幅広いジャンルに対応出来ると実践してみせた功労者なのではないだろうかと個人的には思っております。
(もちろん世代によって違う事は重々承知ですが・・・)私がRickenbucker4001をカッコいいなぁ~と思ったのはBeatlesではなくMOTORHEADだったのですから(笑)
2015年12月末に亡くなられておりもう1月ほど経ってしまったのですが、心からご冥福をお祈りします。
アンプ・ベース担当:土内
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