
シンセサイザーやキーボードを演奏する際、ピアノと同じように音を伸ばすことができる「サステインペダル(ダンパーペダル)」を使うことが多いと思います。
ピアノやエレピのサウンドで演奏する場合、抑揚や感情を表現するのに大切ですよね♪
実はこのペダル。
音を伸ばすサステイン以外にも活用できるワザがあるんです!
メーカーによって、対応・非対応が異なりますが、活用するととっても便利な3つのワザをお教えします♪
1.オルガンのロータリースピーカーをON/OFF!
オルガンサウンドに音の広がりを与えるロータリースピーカー。
代表的なものとして、「レスリー・スピーカー」が有名ですよね?
高音部用のホーンローターと、低音部用のドラムローターを、別々に回転させることでコーラスやビブラートの効果を得られます。
倍音少な目のジャズの柔らかなサウンドにも、フルドローバーのギラギラのロックサウンドにも、抑揚をつけたり、スピード感を出したり、ロータリースピーカーは多彩に用いられます。
そんなロータリースピーカーは、かなりのシンセサイザーでシミュレートされており、簡単にロータリーサウンドが楽しめるようになっています。
よく左側のホイールで操作したりもするのですが、両手で弾いている時に左側を操作するのは至難の業です><
そんな時にはペダルがとっても便利です!
ロータリーのON/OFFや、シンセサイザーによっては「回転のスピード(SLOW/FAST)」を変えられるものもあります。
のっぺりしたオルガンサウンドにお悩みの方に本当にオススメです!
2.音色(バンク)を切り替える!
ライブなどで「音色の切り替えが間に合わない!」と焦ったこと、キーボードさんならあるかと思います。
これもペダルの利用で解決できる場合が多いんです!
サステインペダルとして曲中で使用していると難しいのですが、特にペダルを使わない曲の場合、ペダルを踏むことで音色が切り替えられます!
しかも、多くのシンセサイザーで「フェイバリット」として登録した音色を切り替えられるので、ライブで使う場合にとっても便利!
もちろん普通のダンパーペダルで切り替えられますので、ライブ中にサステインに戻すことも可能です。
焦って焦って間違った音色で弾いてしまう前に、ぜひペダルに音色の切り替えをアサインしてみてください^^
3.ループ演奏のON/OFF!
ちょっと上級編にはなりますが、ループ機能の搭載されたシンセサイザーですとループ演奏のON/OFFも可能です。
ループ演奏とは・・・
山崎まさよしさんなど、弾き語りの方が多く用いているのですが、「ルーパー」という機材を使って予めコード演奏などを録音し、それを再生しながら別のフレーズを重ねていく、という手法です。
そうすることで、1人で演奏していてもバンド演奏のような厚みのあるサウンドが楽しめます。
これと同じ機能が搭載されているシンセサイザーの場合、弾き語りはもちろん、1人でバンドサウンドを演奏することも可能になります!
この録音したループ演奏のON/OFFをペダルに割り当てると、いとも簡単に1人でバンド演奏ができちゃいます。
しかもペダルに割り当てるので、余計な動きがなく、かっこいい演奏ができます^^
実は多様な使い方のできるペダル。
お悩みが解決することもあるかもしれません!
ぜひ試してみてくださいね^^
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