
みなさま、「ユーフォニアム」をご存知でしょうか?
「ユ、ユーフォー・・?」となった方。
今、ユーフォニアムは大注目の楽器なのです♪
というのも、ご存じの方も多いと思いますが、あの「けいおん!」ブームを巻き起こした、京都アニメーションが制作する、「響け!ユーフォニアム」というアニメが現在放送されており、その主人公が演奏する楽器が「ユーフォニアム」なのです。
今回はユーフォ(吹奏楽部員はこのように略します♪)に関する豆知識を3つお届けします。
1.ユーフォニアムはオールラウンダー!
ユーフォニアムは、中低音域を担当するB♭の楽器で、音域的にはトロンボーンと近いです。
構造はピストン仕様で、運指はトランペットとほぼ同じです。
音色は「トロンボーンより丸く、ホルンより太く、チューバより明るい」といった感じで、様々な楽器に溶けこむことのできる、深みのある音色です。
また、ただ溶けこむだけではなく音抜けも良いため、しっとりとしたソロなどは他の楽器には真似ができません。
ピストン仕様なので早いフレーズもなんのその。
まさに、吹奏楽における「オールラウンダー」です。
2.ユーフォニアムが目立つ楽曲は?
そんなオールラウンダーなユーフォニアムですが、あまり特化した楽曲が無いのも事実。
(アニメのおかげで、そのような曲も増えれば良いのですが><)
個人的にユーフォのサウンドを楽しめる曲はロバートW.スミス作曲の「海の男達の歌」(船乗りと海の歌)ではないかと思います。
(ホルスト『吹奏楽のための第2組曲』とも迷いました。)
中間部にユーフォのソロが出てくるのですが、海の上を鯨がゆったりと漂う感じを表現するにはあのフレーズは絶対にユーフォでなければならなかったと思います。
また、後半導入部の勢いあるホルンのフレーズとの対比により、ユーフォニアムの深みのあるサウンドがより楽しめます。
楽曲自体も本当にかっこいいので、あまりクラシックや吹奏楽曲を聴いたことのない方にもおすすめです♪
3.ユーフォニアムを演奏し続けると効き目が変わる?
さて、最後はユーフォニアムあるあるを。
私が学生時代に友達が言っていたんです、効き目が「左」になったと。
ふとそれを思い出して調べてみると、プロの方も同じことをおっしゃってました!
というのも、アニメをご覧になった方はわかると思うのですが、ユーフォニアムを構えると右目がベルで隠れてしまうので、指揮を左目で見ることになります。
そのため、長年演奏をすることで、効き目自体が左になるとのこと。
ユーフォニアムの構え方をこういう目線で見るのも面白いかもしれません♪
以上、ユーフォニアム豆知識でした!
ユーフォニアムをより知っていただけると嬉しい限りです^^
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