
写真のような1弦側のボディがこのようにグイっとボディ側に入り込んでいる形状のアコースティックギターをご覧になられた事はありますか?これは「カッタウェイ」と言って、ハイポジションの演奏上の向上を主な目的として施されています。
実はこのカッタウェイにも種類があります!今日はその2種類を見てゆきましょう!
○ベネチアン・カッタウェイ(ラウンデッドカッタウェイ)○
この様に丸みを帯びたカッタウェイは「ベネチアン・カッタウェイ」と呼びます。
TaylorやTakamineなどのブランドに多く見られる形状ですね。 丸みがある上品なカッタウェイは非常に落ち着きのある仕上がりになっていますね。
○フローレン・カッタウェイ(ポインテッドカッタウェイ)○
対して先端部分が尖ったシャープなルックスのこちらは「フローレン・カッタウェイ」と呼びます。
LarriveeやGibson CF-100に採用されているカッタウェイがこちらの種類です。 すっきりと洗練された印象を与える仕上がりとなっていますね。
実は同じカッタウェイひとつをとってみても種類があるのは驚きです!
これからもアコースティックギタープレイヤーの奏法の多様化に合わせて、新たなギターの形状が出てくるかもしれませんね!?そう思うとなんだか楽しみです。
ギター担当:阿南(あなん)
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