多くのアコースティックギターには「バインディング」という装飾が施されています。
もちろん見た目を豪華にする装飾的な意味合いが強いものですが、ギターの角を衝撃から守る役割もあります。車で言うとバンパーの様な位置づけでしょうか(バインディングには衝撃を吸収したりという効果はあまり期待できませんが…^^;笑)
そんなバインディングにもいくつが種類がございます。
今回は代表的なバインディングである3種類をご紹介いたしましょう。
【セルロイド】
最も一般的な素材はこの「セルロイド」ではなないでしょうか。 本体も白く縁どられることで、グッと引き締まって見えますね! ヴィンテージギターのセルロイドは経年で黄色く変色を起こしたりしていて、これがまた渋い雰囲気を醸し出す一因となります!
【貝(アバロン)】
高級機にはこのバインディングが採用されているのをよく見かけます。 キラキラとしてゴージャズ感を醸し出すインレイです! 素材にはメキシコ貝(アバロン)が用いられる事が多いですね。 Martin上位機種(D-42、D-45など)になるとビッシリと施されていて、ため息が出るような美しい仕上がりになっていますよ。画像のように、多くはセルロイドバインディングと一緒に使用されます。
【木製】
一際ナチュラルな雰囲気を醸し出すのがこの木製バインディング。 加工には高い技術を要する為、精巧な作りを示す一因でもありました。 セルロイドやアバロンとは違い、ギターのボディそのものと同じ「木」で出来ている為、全体的にナチュラルな仕上がりとなるのが特徴です。
いかがでしたか? 楽器は音でも見た目でも魅せる工夫が沢山散りばめられていますね。 楽器店にぶらっとお立ち寄りの際は是非、こういった小さなこだわりもお楽しみください^^
お気軽にコメントしてください。