知る人ぞ知る懐かしアンプ紹介!~Vol.2~ 

_MG_9936 のコピー
前回紹介させていただいたのが、2月の半ばでございましたので、およそ10ヶ月ぶりとなります「懐かしアンプ」紹介の第2回でございます。
第2回までに随分と時間が経ってしまいましたので、最早シリーズとは言えない状況ではございますが・・・
今回もお付き合いいただけますと幸いにございます。

前回は「Roland Studio BASS-100」という大型アンプをご紹介させていただいたのですが、今回は完全に自宅使用サイズのギターアンプ「Guyatone VA1000」でございます。

こちらの商品は、「SEND/RETURN」が機能しないという訳あり品でございまして、店頭のみの販売で展示させていただいているのですが、とにかくご試奏のご要望が非常に多いモデルとなっております。

既に今となっては、存在しないメーカーなのでそちらからご説明を。

【Guyatone】

1930年代から前身企業が存在し、日本国内でエレキギターを初めて製作に成功したと言われております。
日本のエレキギターのパイオニア的存在で、グループサウンズブームの時期などにも日本の音楽界を支えた歴史的に見ても重要なメーカーでございます。
数々のアーティストモデルも制作し、独創的なデザインと斬新なコントロールやサーキットから、今なお根強いファンがおり、現存する数が少ない事からオークションなどで価格が高騰することも珍しくありません。

他にも、自宅でも使えるサイズのチューブアンプとして製作した「FLIPシリーズ」や、エフェクターのマイクロシリーズといった人気商品も多いメーカーだったのですが、2013年に惜しまれながら業務を終了いたしました。

_MG_9937 のコピー

そんなGuyatoneが1990年代に発表したのが今回ご紹介する「VA1000」でございます。
こちらは、プリ部に真空管を搭載するという当時では画期的な方法でトランジスタでありながらチューブライクなサウンドを自宅で鳴らせるという隠れた名機として知る人ぞ知る存在ではあるのですが、なぜかFLIPシリーズほどの知名度が得られていないという不遇な商品という印象がございます。

当時の定価が18,000円ということですが、特に高すぎるという値段でもなかったと思うのですが、同価格帯でFenderやMarshallの商品ラインナップが豊富にあった時代だったということも影響しているのでしょうか。

こちらの個体はシリアルナンバーと発売された時期などを合わせて推測いたしますと1997年の製造のものではないかと思われます。

1997年といえば、今からおよそ22年前。
この歳に生まれた人が4年制の大学を卒業する年月ですね・・・。

どんな時代だったかといいますと

・フジロックフェステイバル第一回が開催

・X JAPNAが解散を発表

・Radiohead 「OK COMPUTER」発表

・Björk 「Homogenic」 発表

・Daft Punk 「HOME WORK」 発表

・世界初のクローン羊が生まれる

・香港がイギリスから返還される

といった年でした。

つい最近のような気もしましたが、発表作品を見ますと、時が流れたと感じます。

そんな20年以上前のアンプではございますが、Clean/Driveの2ch仕様、見た目以上に迫力のあるサウンドでもっと評価されてもいいと個人的には思います。

もし、見つけられた際はご試奏されることをオススメする1台でございます。

お気軽にコメントしてください。

内容に問題なければ、コメントを送信してください。

*