当店の箱モノ達!個性豊か!
つい最近のこと。友達から連絡が来ました。
「RIVIERAがCASINOと間違えられてて悲しい」
なんのこっちゃ?と思いながら貼られていたリンクに進むと、EpiphoneのRIVIERAの紹介ページが。 そしてそのページの検索キーワードに「CASINO」の文字が入っていました。
何も知らない人からすると「同じようなギターじゃない?何か違うの?」と思うでしょう。でも友達のような好きな人からすると嘆いちゃうくらい違うんです笑
かくゆう僕は僕で箱モノにはすごい憧れがあるんです。
大好きなアーティストが使っていて、いつかは持ってみたいなーとは思っているのですが… 箱モノを持っている人はみんな上手な気がしませんか?上手くないとダメ的な笑
そんな訳で未だに勇気を持てていません。
しかし友達の件もあって、また箱モノに興味が出てきたのでちょっと詳しく調べてみようと思いました。
一番左に見えるのが当店にあるEpiphoneのCASINOです!
今回はEpihoneの箱モノについてご紹介します。
Epiphoneの箱モノと言えば「CASINO」「RIVIERA」「SHERATON」が有名です。
Epiphoneというブランドを軽く説明すると、今はGibsonの廉価モデルという印象が強いですが、当初はGibsonと肩を並べるほどのブランドでした。
しかし第2次世界大戦や当時の社長がなくなった事による内部の混乱などが相まって会社は弱体化。 その隙をついてGibson社がEpiphone社を買収。現在の形に至ることになります。
しかし傘下に入った当初はまだEpiphoneとしてのオリジナル性を保っていました。そこで作られたのが上の3つ。
「CASINO」「RIVIERA」「SHERATON」です。
それぞれギブソンの箱モノに対抗して作られたもので、
「CASINO = ES-330」「RIVIERA = ES-335,ES-345」「SHERATON = ES-355」
という形で対抗馬として世に出されたそう。
ギブソン社と同じ工場・材料を使っていたので品質は変わりませんが、インレイなど装飾を凝ることによって違いを出していたみたいですね。特に「CASINO」は後にビートルズが使用した事で今でも人気を誇るギターですよね。
調べていくと、昔のEpiphoneはすごかった!という記事がたくさん見られます。僕も現在の廉価モデルとなったEpiphoneしかほとんど触ったことがないので、当時のギターのクオリティはどれほどの物だったか気になりますね!
先ほどから「箱モノ」という言葉を使っていますが、この箱モノにも種類があってセミアコ・フルアコというギターに分かれます……
が、今回は長くなりましたのでこの辺りで!
このセミアコ・フルアコの違いについてはまた次回に!
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