楽器の個人売買が他商材に比べてハードルが高い理由 

エレキギター、エレキベースは店頭でセットアップのサービスを承っているのですが、近年「個人売買のサイトで購入したばっかりで、調整で一通りいい感じにしてください。どこかおかしいところがあったら教えてください」といったご相談をお受けすることも珍しくはなくなりました。 楽器をされる方にとって、どうしても欲しかったモデルがそのタイミングでお店になくて個人売買には出ているという状況はとても悩ましい状況なのでは… 続きを読む

Seymour Duncan Custom Shop P-90 Staple Soapbar 

先日、買取させていただいたギターに珍しいピックアップが搭載されていました。 Seymour Duncan Custom Shop P-90 Staple Soapbar 日本国内では、LUNA SEAのSUGIZOモデルの多くに載っているピックアップのイメージが強いかもしれません。 こちらは、1954年中期にでたLes Paulの最上位機種モデルGibson Les Paul Custom &#8… 続きを読む

意外と多いお問い合わせ ~ケースの開け方~ 

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はじめてギターを購入される場合、ほとんどの方がソフトケース付きのものを購入されるのではないでしょうか。 上達して「もっといいギターを購入するぞ!」となった際、購入後すぐに最初の壁にぶつかってしまうことがあるようです。 そう!ハードケースの開け方が分からないという壁です! 今は開け方をばっちりご存知でも、最初は手こずったという方も多いのではないでしょうか? 今回はハードケースの開け方を画像付きでおさ… 続きを読む

ボディ材で音は変わらない?変わる? 

先日、買取をさせていただいたギターのなかにTokaiのTalboがありました。 熱狂的なファン、使用ミュージシャンも個性的。 サスティナー、GKピックアップ搭載のモデファイなど、他ブランドのエレキギターとは違った盛り上がりがあります。 (玩具の光線銃の音が鳴るスイッチが本体に付けられたりしていますね。) GLAYのHISASHIさんがギターを弾いていなかったような層にも一躍有名にさせたのもあり、人… 続きを読む

一番初めにエレキギターを製作したのはどこのメーカー? 

楽器の買い取りをおこなっていますと、古いメーカーや珍しいメーカーに出会うことがあります。 そのメーカーについて調べていくうちに、興味深いことに当たることもしばしば。 本日は、Kay Musical Instrument Companyのフルアコ(1966年発表のモデル)を買い取りさせていただきました。 ※写真は、調整中のKayのギター。 楽器のご売却に当店を選んでいただき、ありがとうございます。 … 続きを読む

これ知ってた?2021年製Gibsonに載っているABR-1ブリッジのサドルは… 

先日、買取させていただいた商品のなかにGibsonの2021年製のモデルがありました。 Gibson Les Paul Classic 2021 スタンダードとなにが違うの?ってよく聞かれるんですが、スタンダードに親しい存在で、そのバリエーションと考えると理解しやすいです。クラシックは60年代前半の仕様が元になったモデルです。 メイプルトップ、マホガニーバック、マホガニーネック、ローズウッド指板の… 続きを読む

ギターメーカーの企業努力の賜物「独自技術」をご紹介します! 

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様々なギターメーカーがある昨今ですが、中には聞いたこともないような独自の技術を使って、サウンドを追求しているものも多数存在します。 今回は楽器メーカーがより良い音や使いやすさを求めて生み出した、独自の技術をいくつか紹介します! YAMAHA A.R.E (Acoustic Resonance Enhancement) アコースティック・ギターの重要なポイントは何と言っても鳴りの良さ。AREは短期間… 続きを読む

難読楽器ブランド12選!全部読めたらかなりスゴイかも!! 

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音楽は世界共通!日々、様々な国々でいろんな楽器が生み出されています。 そんな中、日本に輸入されてくるものの読み方が難しすぎて楽器屋店員さえも困ってしまうことも…。 今回はそんな読み方の難しいブランドをいくつか集めていましたので、読めるかどうかぜひ挑戦してみてください! 答えは最下部にまとめてあるので、最後に答え合わせをしてみてくださいね! Hughes & Kettner Hughes &… 続きを読む

冬は楽器愛好家にとって強敵!?指板割れにご注意! 

今季もだいぶと冷え込んで来ましたね。 乾燥が気になるこの時期、楽器弾きには厳しいシーズンがやって来ました。 お話をお伺いしていると、アコギの方は湿度のケアはバッチリされている方も多く、エレキの方は少しその辺りの意識に個人差があるように感じます。 管理を気をつけていかないとネックの反りだけでなく、指板の割れが起こるかもしれません。 買取させていただく際やウェブに商品を掲載する前、調整時、出荷前に確認… 続きを読む

見た目の美しさはそのままに、より扱いやすくなったモデル「Gretsch G6120TFM」をご紹介! 

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グレッチといえばフルアコ構造の大きなボディが特徴で、お洒落で上品なイメージがありますよね。細かな仕様変更はありながらも、基本的には大きく構造を変えずにトラッドなモデルとして人気を博しますが、今回ご紹介する「G6120TFM」に関しては、現代のプレイヤーのために扱いやすさを追求したモデルとなっています。じゃあ何が違うの?と思いますよね。 パッと見では大きな違いはないように感じますが、圧倒的に違うのは… 続きを読む