Fender,Gibson両ブランドを熟知したビルダー 

Gene Baker氏のブランドb3 Guitarsのギターが買取が決まって入荷していました。 Build by Bakerの頭文字から名前をとってb3のようです。 手にとった個体は、商品としてはUSA SL ModelのスペックをベースにMade in Japanで製造したモデルでした。 Sadowsky TYO、チーフ・ルシアー、菊地 嘉幸 氏とのコラボレーションによるものです。Baker G… 続きを読む

もはやベース!?多弦ギターの魅力をご紹介 

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ギターでもっとヘヴィな音を出したい!というギタリストの思いを叶えてくれる、多弦ギターという存在をご存知でしょうか? ギターの弦は6本、ベースの弦は4本、というのが一般的ですが、低音弦側に弦を増やし、よりヘヴィな低音を出力できるようにしたギターが存在します。 今回は、今やポピュラーになった7弦ギターから、正直どう使えばいいのか分からない9弦ギターまで、チューニングなども含めて紹介いたします。 7弦ギ… 続きを読む

ベストな弦高を求めて 

エレキギターのウェブ販売でよくご質問をいただく内容の一つに弦高というものがございます。 以前にピックアップの高さ調整について記事を書いたことがございましたが、弦高調整も演奏性とサウンドに深く影響する要素です。 調整によってはその個体が別物に感じられるくらいの影響があります。 今回の記事の結論は「弦高だけでギターの良し悪しは断言できない。」というものですが、弦高は現物が手元にない場合にプレイコンディ… 続きを読む

一人三役!?多彩なサウンドが魅力のピックアップをご紹介 

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エレキギターのピックアップ選びってなかなか難しいと思いませんか? 交換するにしても、実際に搭載してみないと分からないからどれがいいのか分からない…という人も多いかと思います。そんな人にもお勧めできる超多彩なサウンドメイキングが可能なピックアップを搭載したギターが入荷したので、今回は搭載されたピックアップに焦点を当てて紹介したいと思います! YAMAHA Pacifica 510V 話題のギターはこ… 続きを読む

「初心者の中で、脱落しなかった10パーセントは一生ギターを弾き続ける」 

FenderでJ MASCIS TELECASTERが発表になりましたね。 皆さんはフェンダーのページはチェックされましたか? ELECTRONICSのSwitchingの箇所にはBridge and Neck Pickups (Out of Phase)と表記されており、さらりとミックスポジションがフェイズアウトサウンドになっているのには思わず声が出ました。 それはさておき、今回Fender.c… 続きを読む

ギターによって様々!トラスロッドナットについて 

ギターにとって重要な、ネックの反りを調整する「トラスロッド」。基本的な仕込み方や使用方法は同じですが、調整のためのナットやネジの位置は様々です。今回はよくある代表的なものから、ちょっとマニアックなものまで、画像付きで紹介いたします。 ギブソン・タイプ こちらは一番よく見かけるタイプですね。ヘッドのナット付近にカバーがついていて、ネジを外すと内部に調整用の六角ナットが出てきます。こちらを左右に回すこ… 続きを読む

こんなギター見たことない!スイス発のギターブランド「RELISH Guitars」とは 

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先日、面白いギターが入荷しました!スイス発のギターブランド「RELISH Guitars」の「Ashy Jane」と「Rocky a Mary」の二本です。 登場時に話題になったので、すでにご存じの方も多いかと思いますが、このメーカーのギターは今までにない革新的な仕様のオンパレードです。今回は、今までの常識を覆す「RELISH Guitars」の魅力と、スペックについて少しだけ紹介いたします! ボ… 続きを読む

シリアルナンバーから読み解く楽器の製造年【Fender 1976~ 編】 

こちらは買取させていただきました、1970年代のものと思われるFender JazzBass。ナチュラルカラーのアッシュボディに、ブロックインレイをあしらったメイプル指板という70年代後半を象徴するような仕様の1本です。 シリアルナンバーが1977年製を表す”S7”からはじまるのですが、コントロールパネルを外しポットデイトを確認すると1978年に作られたものでした。ポットには交換されている様子もな… 続きを読む

Gibson バースト、1959 Les Paul リイシューの父、Tom Murphy(トム・マーフィー) 

ギブソンがお好きであれば必ず名前を知っているトム・マーフィー。 彼の略歴を調べようとしてもなかなか情報は出てきません。 “ヒストリック・レス・ポールの初代ペインター(フィニッシュ担当)であり、エイジングのパイオニア、ヴィンテージ・エキスパートでもある、トム・マーフィー氏” とGibson.jpの製品紹介アーカイブに文章が載っていますが、日本人ギタリストの多くの方が「なんかギ… 続きを読む

ソロギタリスト御用達!変則チューニングの魅力とは 

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ギターのチューニングでよく耳にする「変則チューニング」。エレキギターやベースでも使用する人は見かけますが、ドロップDチューニングや、ドロップCチューニングなど、通常のギターよりも全体的に音を下げるチューニングがメインですよね。ソロギタリストは同じ変則チューニング使用者の中でも特にトリッキーなチューニングを使用するジャンルなので、今回はいくつか紹介します! エレキギターやベースでもよく使う!ドロップ… 続きを読む