金管楽器の唾抜き「アマドキー」とは? 

金管楽器を吹いている皆さん、アマドキーという言葉を聞いたことはありますか? アマドキーとはウォーターキィの一種で、コルクを使わないピストン式の唾抜きなのですが、 レバー式のコルクを使ったウォーターキィしか見たことないよ? という方も多いのではないでしょうか。 かくいう筆者も、自身のホルンについているのがコルクを使ったウォーターキィだったため、 恥ずかしながら、楽器店で働き始めてからアマドキーの存在… 続きを読む

TRS-MIDIを搭載した楽器が増えましたねぇ ~タイプやサイズの確認を~ 

MIDIとは、1981年より使用されている電子楽器同士の接続に用いる世界共通規格です。 ・シンセサイザーのレコーディングで使用する ・MIDIキーボードを用いてDAWで使用する ・MIDIコントローラーでエフェクターを制御する などなど、MIDIは幅広く使われています。 一昔前は、MIDIキーボードも画像の左側の5ピンMIDI(DIN 5pin)を使って送受しておりましたので、シンセサイザーと変わ… 続きを読む

アコースティックギターの弦高について 

いつも記事をご覧いただきありがとうございます! 今回はアコースティックギターの弦高についての考察となります。 弾き心地や音の響きに関わる部分ですので、お悩みの方もいらっしゃると思いますが、 自分なりのベストを色々と探ってみました! それでは早速いってみましょう! アコースティックギターの適正弦高は? 当店では基本的にアコースティックギター(以下アコギ)の場合は、12フレット上で6弦が2.5mm、1… 続きを読む

ダブル・シングル・それ以外にも!?リードについて 

オーボエやサックス、クラリネットなどの話題で、「リード」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 上の3つの楽器はどれも「リード楽器」と呼ばれるのですが、「リード楽器」以外にもリードというしくみで音を出す楽器があります。 ちょっとややこしい説明になりましたが、今回の記事を読んでいただければ疑問が解消されるかと思います。 最後まで読んでいただければ嬉しいです。 リードとは リード(… 続きを読む

調整する頻度は?管楽器編 

当店で中古管楽器をご購入いただいたお客様に度々受ける質問があります。 それは、「メンテナンスはどのくらいの頻度で持ってくるものですか?」というものです。 今回は当店の管楽器専門スタッフがおすすめする頻度や調整目安などをご紹介いたします。 木管・金管別調整内容 ここでは大きな修理ではなく、”日々の演奏の積み重ねで必要になる調整とは何か” という部分にフォーカスしご紹介いたします。 ●木管 ・オイル類… 続きを読む

個人的ベース弦レビュー その7 

久々のベース弦レビューで今回で第7回目。今回は、ダダリオ セミフラットとジムダンロップのフラットとシグネイチャー弦の3種類をご紹介します。 D’Addario XL HALF ROUNDS ENR72 ギター、ベース問わずの定番弦「ダダリオ」のセミフラット(ハーフラウンド)弦。 ラウンドワウンドを研磨し表面をフラットに仕上げています。フラットのなめらかな手触りとラウンドの豊かなサスティ… 続きを読む

国産アコギのすすめ 

いつもご覧いただきありがとうございます! MartinやGibsonのギターは常に人気ですが、 実は国産のギターも優秀なものがたくさんございます! 今回は個人的に気になっている、いぶし銀の国産ギター達をご紹介いたします! それでは早速いってみましょう! ※今回ご紹介のギターは全て日本製でございます。 中国製などの廉価のものは除いております。 国産ギターをおすすめする理由 日本は冬場は乾燥、梅雨は湿… 続きを読む

「限定モデル」は欲しくなる~黒い鍵盤は魅力的~ 

「限定モデル」 なんとも甘い響きの言葉です笑 シンセサイザーにも時折、限定モデルが登場します! 主には「鍵盤以外のボディカラーが限定色や限定デザイン」という場合が多いのですが、稀に黒い鍵盤のモデルも発売されます。 今回はその黒い鍵盤のシンセサイザーを集めてみました! KORG microKORG BKBK 全世界中で人気を誇るKORG microKORG。 先月、20周年を記念して「microKO… 続きを読む

【金管楽器】銀色が多い楽器と金色が多い楽器の違いとは? 

中学、高校と吹奏楽部に所属していた私は、トランペット、ユーフォニウムは銀色が多く、ホルン、トロンボーンは金色という印象を持っていました。 楽器店に勤めている現在もそれは変わっていないのですが、先日ふいに「なぜユーフォニウムだけあんなに銀色が多いの?」と聞かれて答えに詰まってしまったので、今回はその答えを考えていきます。 銀色と金色の違い 金管楽器の管の大半は、銅と亜鉛の合金で真鍮と呼ばれる金色の金… 続きを読む

長年愛されるエフェクターFUZZ FACE 

Crest Audio FUZZ FACEが入荷しました。 近年、ファズが人気で各社様々なモデルが出ておりますが、現行品もあり手に入れやすく認知度も高いのがファズフェイスではないでしょうか。 ファズを使う予定がなくても、楽器店で見かけたり、雑誌やアーティストの機材紹介の動画でルックスだけでも印象に残っているかもしれません。 Crest Audio FUZZ FACEとご紹介しましたが、「あれ?JI… 続きを読む