ベストな弦高を求めて 

エレキギターのウェブ販売でよくご質問をいただく内容の一つに弦高というものがございます。 以前にピックアップの高さ調整について記事を書いたことがございましたが、弦高調整も演奏性とサウンドに深く影響する要素です。 調整によってはその個体が別物に感じられるくらいの影響があります。 今回の記事の結論は「弦高だけでギターの良し悪しは断言できない。」というものですが、弦高は現物が手元にない場合にプレイコンディ… 続きを読む

もうすぐ40周年を迎えるモダンベースの雄「Warwick」の歴史 

こちらは先日買取させていただいた、1990年のStreamer Stage Iを再現した特別モデルでございます。 メイプルのボディとネックに指板はエボニー、ピックアップにはバルトリーニを搭載。 現行品よりもボディは薄く、ワーウィックらしくもオープンな鳴りを持った一味違った1本ですので、ぜひこの機会にお手にとってみてください。 そんなWarwickが、来年2022年に創業40周年を迎えます。 ここ最… 続きを読む

ギターによって様々!トラスロッドナットについて 

ギターにとって重要な、ネックの反りを調整する「トラスロッド」。基本的な仕込み方や使用方法は同じですが、調整のためのナットやネジの位置は様々です。今回はよくある代表的なものから、ちょっとマニアックなものまで、画像付きで紹介いたします。 ギブソン・タイプ こちらは一番よく見かけるタイプですね。ヘッドのナット付近にカバーがついていて、ネジを外すと内部に調整用の六角ナットが出てきます。こちらを左右に回すこ… 続きを読む

ボロボロだからカッコいい!レリック加工の魅力! 

レリック

皆さんレリック加工という楽器に施される加工をご存知ですか? (エイジド加工とも呼ばれていますね。) 長年弾き込まれたビンテージ楽器のように、意図的にボディやネックに傷や塗装剥がれ、錆びなどを再現する加工を指します。 いわゆるダメージジーンズのようなものでしょうか。 ビンテージへの憧れを持ったプレイヤーは多くいるかと思いますが、実際のビンテージ楽器は数が少なかったり価格が高騰しているといった背景から… 続きを読む

ベース豆知識「この穴って、何の穴ですか?」 

ベースを弾いていて、自分のベースをよく見てみると… 「この穴って何の穴なの?」と思ったことはないですか? ベースのピックガードに空いているこの穴。 この穴は、ピックアップフェンスやフィンガーレストを取り付けるためについてある穴です。 ビスを使って、ピックアップフェンスやフィンガーレストを取り付けます。 モダンなベースに付属していることは稀ですが、ビンテージ系のベースにはピックアップフェンスやフィン… 続きを読む

意外と知られていない!?ブリッジの種類 

スパイラル

ブリッジの種類ですが、意外とたくさん種類があるのはご存知でしたでしょうか? 今回はあまり目立たないパーツではありますが、演奏性に大きな影響を与えるベースの「ブリッジ」について見ていきましょう! ブリッジとは? ブリッジは弦を固定する役目を果たし、さらに演奏性に最も大事な「弦高」や「オクターブピッチ」を調整するパーツです。 「サドル」(駒(コマ)とも呼ばれます。)にそれぞれの弦が乗ることで、弦が振動… 続きを読む

シリアルナンバーから読み解く楽器の製造年【Fender 1976~ 編】 

こちらは買取させていただきました、1970年代のものと思われるFender JazzBass。ナチュラルカラーのアッシュボディに、ブロックインレイをあしらったメイプル指板という70年代後半を象徴するような仕様の1本です。 シリアルナンバーが1977年製を表す”S7”からはじまるのですが、コントロールパネルを外しポットデイトを確認すると1978年に作られたものでした。ポットには交換されている様子もな… 続きを読む

4弦ベースか5弦ベースか…よくあるお悩み 

お客様が、ベースをご購入されるときに、よくいただく悩みで、 「やっぱり弦は、5弦あった方が良いですか?」 という質問があります。 詳しく伺ってみると、 「4弦よりも5弦の方が音域が広いので便利ですよね? 4弦だと、後々困ったことにならないですか?」 というもの。 (※写真は、当店が以前買取をしたADAMOVIC Halo 5st 35inch Exhibition Grade Flamed Oli… 続きを読む

ソロギタリスト御用達!変則チューニングの魅力とは 

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ギターのチューニングでよく耳にする「変則チューニング」。エレキギターやベースでも使用する人は見かけますが、ドロップDチューニングや、ドロップCチューニングなど、通常のギターよりも全体的に音を下げるチューニングがメインですよね。ソロギタリストは同じ変則チューニング使用者の中でも特にトリッキーなチューニングを使用するジャンルなので、今回はいくつか紹介します! エレキギターやベースでもよく使う!ドロップ… 続きを読む

【Aria Pro II】シリアルナンバーから読み解く楽器の製造年 

メタリカの2代目ベーシストであるクリフ・バートンが使用していたAria Pro II SB-1000をイメージし製造された「Aria Pro II SB BLACK’N GOLD-I」を買取させていただきました。80年代前半の短い期間に製造された貴重なモデルで、シリアルナンバーから1982年製と思われる個体でございます。 この様な楽器の製造年に関しましては、お客様よりお問い合わせをお受… 続きを読む