「人とモノ」、すべてに安心していただける店づくり。
中村 藍(なかむらあい)
担当:管楽器・鍵盤楽器
物心ついた時には音楽に触れており、20代半ばまでバンド活動に没頭。
メジャーデビューも果たすが「音楽の壁」は本当に高いことを痛感。
苦しみ抜いた末、一度音楽漬けの生活から離れることを決断。
しかし幼少期から培った音楽なしでは生きていけない性格。
どうやって生きていけばいいのか分からず、人生にさまよう中
店舗をオープンしたばかりのQsicと出会い、道が開ける。
「私がこれまでの人生でたくさんの方に教えていただいた、
音楽に関する経験、知識、愛情を、微力ながらもお客様にお伝えし、
一人でも多くの方に音楽と楽器の素晴らしさを感じていただきたい。」
あなたの仕事の内容は?
まだまだ楽器店としては若いQsic。そして私自身も店長となって、まだ1年※の未熟者です。
「若さゆえの面白さ」はもちろん弊店の売りですが、神戸・三宮の楽器店としてもっともっと地域に愛される楽器店となるため、接客、WEB作業、事務作業などあらゆる業務に真摯に取り組んでいます。
※この回答は2014年3月におこなわれたものです。
店舗における役割は?
楽器店はまだまだ女性が入りづらいとのご意見をよくいただきます。
怖い、入ってもどうしたらいいか分からない、話しかけづらい、など。
「楽器選び」や「買い替え」の楽しい時間が、そのような気持ちになってしまうのは大変残念です。
楽器店への女性の悩みを払拭できるよう、親身な接客を心がけています。
将来の夢は?
地域に愛される楽器店となり、そこの名物おばちゃんとなることが私の夢です。
もちろん具体的な夢(店舗改装、店舗拡充、取扱品を増やす、など)もありますが、大きな夢はなんでも相談できる、「楽器店の母」のようになることです(笑)
まだまだ楽器の知識も心の寛大さも足りませんが、楽器のことも、それ以外のことも相談でき、末永くサポートできる存在になりたいと思っています。
仕事において心がけていることやこだわりは?
周りより一歩先を考えて行動することを心がけています。
これは「他の人より先に進む」ということではなく、周りの方(お客様やスタッフ)の考えを先読みし、出来る限り不快の無いように、また感動していただけるように動くということです。
感動を生み出す楽器を取り扱うのですから、楽器を売るとき、買うときも感動していただけるよう日々努めています。
あなたにとって楽器とは?
「楽器を演奏すること」は年齢や性別、言葉などが全く関係のない、数少ない世界共通の娯楽だと思います。
以前、沖縄に一人旅をした時、初めてそこで会った方と、たまたまそこにあった楽器を使って、ミニセッションをしました。その演奏に合わせてみんなが歌って、踊って。
上手い、下手なんて関係ないんです。本当に楽しかった。
世界中の人をいつの間にか幸せにできるモノ、それが楽器ではないでしょうか。