【Q速】元オートバイ・クラフトマンから生まれたトレモロユニット"Bigsby"

グレッチやテレキャスターに搭載されているのをよく見かけるこちらのユニット。
そうです、ヴィブラート効果を得られる"Bigsby"です！

その歴史はFenderのシンクロナイズドトレモロユニットよりも古く、
1940年代にポール・ビグズビー氏により発明されました。

ユニットにセットされた弦の張力を変える事によって、
ビブラート効果を得るというシンプルな構造ですが、
独特のサウンドとタッチ感で人気が高く今なお多くのギタリストが愛用するモデルです。

実はこのポールビグズビー氏は、
元々はオートバイショップの熟練クラフトマンだったのです。
カントリーミュージックにも精通していた氏は、
ある日友人のミュージシャンであるマール・トラヴィス氏のギターに付いた、
ヴィブラートユニットを修理するように頼まれます。

そこで、そのユニットの欠点を取り除き、新しいメカニズムを取り入れたものが
現在私たちの使用しているBigsbyユニットの原型になったと言われています。

ギターはどんなユニットもそうですが、 完成当初から大きく形が変わりない物が多いですね。始めから洗練・完成された機能美をもったものが多いのでしょうか。
パーツやユニットひとつとっても深い歴史がありますね！どこまでも興味深いです。

余談ではありますが、Bigsbyの弦交換のコツは、
常に弦を引っ張りながら行うと非常にやりやすくなります！
弦が切れるたびにテンションダウンなグレッチユーザーさんは是非お試しあれ！

それでは入荷速報とまいりましょう！
本日の速報は管楽器&鍵盤楽器×13点のご紹介でございます。

それではいってみましょう！