2013/02/26 中国・上海の楽器店巡りレポ

2013年2月の記事です。

上海旅行前に向こうの楽器屋さんを見て回りたいなと思っている方も多いと思いますので
実際に行ってきた感想をシェアしておきたいと思います。

著者的には旅行やお食事などのレビューを書くような人間ではないので
分かりづらいところもあるかと思いますが、参考になれば幸いです。

上海の楽器店画像1
大気汚染・PM2.5の影響は上海にも。。。
(これ、曇りの日じゃないですよ。)

-環境--------------------------------

早速ですが。
上海では、楽器店は金陵東路という通りに密集しています。

上海の楽器店画像2

※上海の街は京都のように碁盤状になっているため、
タクシーでは『~路と~路の交差点』という言い方でも伝わります。

まず最初に気になる楽器店の数ですが、
幅1km足らずの距離に30店ほどはあるでしょうか、
正確に数えておらず申し訳ありませんが、
大きなところからこじんまりしたところまでたくさんあります。

取り扱っている楽器もギターやベースがメインというお店から
ピアノを取り扱っているところ、バイオリンや二胡、
はたまた総合店など本当に多種多様です。

上海の楽器店画像3  上海の楽器店画像4

上海の楽器店画像5  上海の楽器店画像6

上海の楽器店画像7  上海の楽器店画像8

それでも、ご自身の演奏するジャンルの楽器屋さんに絞れば
見るだけなら1日もあれば十分全て回れると思います。

-店内--------------------------------

以外にも(!?)店内は結構きれいにされています。
苦しくも、うちも見習わないと、というくらいきちんとしています。

上海の楽器店画像9

言葉については、上海のアパレルや飲食は中国語だけしか分からないという方も多いですが、
楽器店は色々な国からのお客さんがいるので、英語が分かる店員さんも多いです。

店員さんの接客も見てくれているな、というのが分かる程度で
無理やり来るようなことはなく、安心して買い物ができる環境だと思います。

-品揃え--------------------------------

竿に関していうと、有名どころではIbanez、Epiphone、ESP/LTD、
Jackson、Takamineなどが置いてあります。
中でもずば抜けて数が多いのはYAMAHAですね。
YAMAHA専門店も一つありました。

GibsonやFenderもあります。
結構な数があるので、見ているだけでも十分に楽しめます。

※まぁ、"そうでない"GibsonやFenderも置いてありますが、
それらは一目で分かると思います。

※警察等の立ち入りや規制が厳しくなりつつあるというので
数は減ってきているようですが。

また、上述以外は中国製のギターやベースが主です。

-価格--------------------------------

中国も所得が上がってきて、趣味として楽器を始める人が増えてきた、
日本のライブハウス進出などによりバンドを始める人も徐々に増えて、
という背景があるようですが、価格は日本より少し高めの印象です。

特に、日本で買えるものは日本で買うのが良いでしょう。
日本より高い、持ち帰りも面倒、事実上保証もないとくれば
わざわざ向こうで買う必要はないかと思います。

ただし!
上海でしか買えないものはありだと思います。
要は中国製の中から探せ、ということになりますが、
価格以上に使えるものがポツポツとあるのです。
(見た目がユニークなものも多いので、インパクトのあるものも見つけやすいでしょう。)

今回はセールには当たりませんでしたが、時期が当たるとラッキーですね。

-その他--------------------------------

店内は綺麗だとは先ほど書きましたが、
弦やフレットが錆びてしまっているものがあるのは残念でした。
音づまりなど、セットアップがきちんとされていない商品もあります。
そのお店の人がきちんとできるかどうかは店によりけりといったところでしょうか。

中古は一部を除きほぼ皆無です。
というのも、日本とは法律が違う点や
何より不正品があまりにも多すぎるため
買取の成立自体が難しいようです。
売る側は分かっているようですね(笑)

価格交渉は必ず!してください(笑)
どのお店もある程度までは値引いてくれます。
言葉の壁で弱気にならずとも大丈夫!
お金の単位だけ覚えてその一点張りで根気強く頑張りましょう!

-感想--------------------------------

中国の楽器界、個人的には半分予感、半分期待という感じですが、
これからもっと大きくなっていくんじゃないかなと感じました。
街中も結構楽器を持って歩いている人も見かけました。

商品自体は"はやりすたり"や外国企業によるまとめ買いによって
結構な頻度で入れ替わっているようです。
お店自体が入れ替わることも珍しくないようで、
行く度に少しずつ違う雰囲気も楽しめるのではないでしょうか。

また、若者が興味津々なのは中国も日本も同じですね。
Qsicも頑張る若者を応援できる存在になりたいものです。

-終わり--------------------------------

感じたことをつらつらと書き並べただけの文章で
読みづらいかったかもしれませんが今回のレポは以上です!

お店の中の雰囲気は、ぜひ実際に行って感じてください(笑)

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続きです。2013/02/28

大きめの店ならクレジットカードも使えます。
現金の持ち合わせが足りないときなどは便利ですね。

あと、上海から日本への飛行機ですが、
ギター1本までは手荷物で持ち込めました。
(私の場合はソフトケース、ANAでした。)

何かの参考になれば幸いです。

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