弾いていないギターの弦は緩めたほうがいいの? 

昔から,弾いていないギターやベースの弦は緩めるべきかそのままにするべきか、という問題については議論が絶えません。   半年や一年も弾かないのであれば弦は取り外して、トラスロッドも具合を見て調整し、ネックを完全に休めるのが理想です。 では、毎日あるいは週に一回は触るけど・・・という場合、弾いていない間はどうするべきでしょうか。「毎回緩めるべきだ」という方もいらっしゃいますし、「絶対緩めない… 続きを読む

湿度とギター 

今年もジメジメとした季節がやって来ました。 木で作られた楽器は湿度が高過ぎるとテキメンに鳴りが悪くなります。特にオール単板のギターなどに顕著ですが、この場合は塗装されていないサウンドホール内から木材が吸湿、膨張してしまうことが原因です(ちなみに高湿度の空気それ自体は、乾燥した空気に比べて音の伝達効率に優れている、という面白い話がありますが・・・今回は割愛します)。 基本的に楽器に適した湿度は50%… 続きを読む

Gibsonのラウンドショルダーが続々入荷! 

只今、ギブソンのラウンドショルダーが立て続けに入荷しております! 手前から奥に向かって ①J-50 ADJ(1968年) ダウンベリーブリッジ、39mmナローネック仕様。アジャスタブルサドルから固定サドルへの改造が施され、L.R.Baggs Anthemがインストールされた実用性重視のヴィンテージです。 ②1960’s J-45 Adirondack red spruce Tribur… 続きを読む

ウェザーチェックって? 

塗膜に入ったひび割れのうち、外気に曝されたことや環境の変化によって引き起こされたものをウェザーチェック、ウェザークラック(weather check,weather crack)と呼びます(一応、そのヒビが塗膜表層に留まる場合は『チェック』、被塗装物にまで達している場合は『クラック』とヒビの深さでの呼び分けが定義されていますが、ギターの世界では同じような意味で使われています)。 塗膜には、それが形… 続きを読む

アコギ豆知識 Martinの0シリーズ 

今回はMartinの0シリーズのギターについてご紹介します。 0シリーズのギターには主に 0(シングル・オー/コンサートサイズ) 00(ダブル・オー/グランドコンサートサイズ) 000(トリプル・オー/オーディトリアムサイズ) といったものがあり、型番に0が増えるほどボディも大きくなっていきます。 胴厚は他の0サイズと同様ながら、ドレッドノート並みのロウアーバウト幅を持った0000(クアッド・オー… 続きを読む

ピックガードのビニールって・・・。 

ストラトキャスターなどを新品で買った時にピックガードに貼ってある保護ビニール。 試奏でピックガードが傷つかないように貼られているのですが、意外とコレ、キレイに剥がそうとすると手間がかかります。 ちなみに貼りっぱなしをオススメしない理由がいくつかあるのですが、今回は割愛し、剥がす前提でその手順をご紹介します。 まず剥がすタイミングですが、買ってから最初に弦交換をする時がオススメです。 弦を貼ったまま… 続きを読む

ノブを外す小技 

皆さんはギターのノブ、外してみたことありますか? そう頻繁に外すものではありませんが、例えばサーキットやピックアップの改造なんかをご自身でされる方にとってはなかなか身近なことかもしれません。それ以外にもノブ自体を交換してドレスアップしたりもするでしょうか?中古楽器店としては、清掃の際にノブの下の汚れを拭き取るために、取り外す機会は結構多いです。 で、適度に力を込めて引っ張るだけで簡単に外れてくれれ… 続きを読む

アコギ豆知識 スクウェアショルダーとラウンドショルダー 

『スクウェアショルダー』と『ラウンドショルダー』。 これは主にギブソンのアコースティックギターを語るときに出てくる言葉です。 HummingbirdやDoveといった、角ばった肩を持つ機種は 『スクウェアショルダー』     対してJ-45や上位機種のSouthern Jumboといった、肩の丸い機種は 『ラウンドショルダー』と呼ばれます(そのままです)。 ところで、では全てのJ-45や… 続きを読む

アコギ豆知識 ロングサドル 

黄金期のマーティン、あるいはそんなヴィンテージの仕様を復刻したラインナップのギターの多くには、このロングサドルが採用されています。 一分の隙もなく擦り合わされたサドルとブリッジが膠などで接着されており、その一体感の高さが特長です。スロットの左右が開放されているという点もショートサドルとは異なり、ブリッジが末端まで効率よく振動することがレンジの広い開放的な音を形成していると言われます。 そんなロング… 続きを読む

アコギ豆知識 サドルの加工 

以前、弦溝の間を彫り込むことで開放弦の鳴りの独立性を向上させる『スキャロップドナット』という加工をご紹介いたしました。 今回はそのサドル版をご紹介いたします。特にこの加工に名前はないようですが、言うなればこれも『スキャロップドサドル』ということになるのでしょうか。 この加工も主に、各々の弦の鳴りの独立性を調整する目的で一部のギターに施されています。 写真の例ではサドル底部の各弦の間の位置に削りが入… 続きを読む