ジャズ・ポップスとクラシックをつなぐバーンスタイン ~「WEST SIDE STORY」~ 

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「WEST SIDE STORY」が公開されました。
たくさんCMが流れており、気になっている方も多いのではないでしょうか?

私、ウエスト・サイド・ストーリーの音楽をつくられた「レナード・バーンスタイン」が大好きでして、自分のお小遣いで初めて買ったクラシックのCDはバーンスタイン楽曲集なんです。
(当時、L’Arc~en~CielとBlurのアルバムと一緒に買って、お小遣いが飛んだ記憶があります笑)

今日の豆知識はこんな感じで、ウエスト・サイド・ストーリーとバーンスタインについて、ゆるりと書かせていただきたいと思います。

「ウエスト・サイド・ストーリー」とは?

ウエスト・サイド・ストーリーといえば、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」をモチーフにしたブロードウェイ・ミュージカルで、そのスタイリッシュな楽曲やダンスで、今もなお様々な形で上演されている人気の演目です。
「見たことはないけれど、タイトルだけは聞いたことある!」という方もいらっしゃると思います。

著作権上、詳しくは書けないのですが、大きく言えば儚いラブ・ストーリーではありますが、社会的に複雑な背景を軸に話が進み、いろいろと考えさせられる場面もたくさんあります。
「時代」「環境」「若さ」など、どうにもならない息苦しさもずーっとうごめいており、華やかさとスタイリッシュさと苦しみがすべて含まれた作品だと思います。

そしてなんと言っても、作品を支える楽曲とダンスの魅力が溢れに溢れている作品です!

物語を彩る洗練されたバーンスタインの楽曲

ウエスト・サイド・ストーリーの楽曲はレナード・バーンスタインによるもので、「トゥナイト」や「アメリカ」などは、テレビなどでもよく流れており、耳にしたこともあるかと思います。

バーンスタインはアメリカを代表する指揮者であり、小澤征爾氏や佐渡裕氏もバーンスタインに師事されていました。
詳しいことは、書籍などでもたくさん書かれているので割愛させていただきますが、指揮者としても一流ながら、やはり誰が聞いても心が揺さぶられるような「ジャンルレス」の楽曲をたくさん作ったパイオニアではないかと私は思います。

ミクスチャーの先駆けというと、わかりやすいですかね?(違うかな?)
ウエスト・サイド・ストーリーにおいても、ジャズ、ラテン、クラシック、ポップスなど様々な要素が散りばめられており、その楽曲がストーリーをさらに盛り上げています。

特に「アメリカ」などは、オーケストラで演奏されているラテンナンバーにも関わらず、最後はヘッドバンギングできます。(私だけかな?笑)
彩り豊かな楽曲ばかりですので、サウンドトラックだけでも十分に楽しめます。

まだ、映画を見に行っていないのに先走って書いていますが(笑)、お客様で映画をご覧になられた方はまた感想を教えていただけると嬉しいです。
はやく見たいな~!

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