現在では当たり前のように好きな色のエレキギターを選ぶことができるようになりましたが、フェンダー社は元々はサンバーストとブロンドでの展開でした。
Fiesta red/1958-69
Olympic white/1958-80
Gold metallic/1958-59
Lake Placid blue metallic/1958-59
Dakota red/1958-69
Black/1958-84
Daphne blue/1960-65
Shoreline gold metallic/1959-65
Burgundy mist metallic/1960-65
Foam green/1960-69
Inca silver metallic/1960-65
Shell pink/1960-63
Sherwood green metallic/1960-65
Sonic blue/1960-72
Surf green/1960-65
Candy apple red metallic/1963-73
Blue ice metallic/1965-69
Charcoal frost metallic/1965-69
Firemist gold metallic/1965-71
Firemist silver metallic/1965-71
Ocean turquoise metallic/1965-71
Teal green metallic/1965-69
Blond/April 1970-82
Natural/1972-82
1960年以前から少しずつ存在したんですね。
Fender Custom Shopの商品名に年式の入ったリイシューものの製品は年度にそぐわないものはほぼ無いように感じますね。
(特別仕様は中にはあるかもしれませんが…)
SUMMER NAMM 2019で発表されたフェンダーの“Vintera”シリーズは少し面白いラインナップで、
50年代、60年代、70年代の音楽シーンで中核を成したモデルの特徴的なビンテージ・サウンドとルックスを再現。
としながらも“Modified(改造)”バージョンも販売されていました。
Vintera Series ’50s Telecaster Modified(Daphne Blue)
Vintera Series ’50s Telecaster Modified(Surf Green)
この辺りは見かけた時にルックスに少し違和感があったのはカスタムカラーの歴史的なものもあるのかもしれません。
カスタムカラーは車のカラーリングに感化されて作成されていたことから、時代背景や流行と密接な関係にあると言えます。
塗料が仕入れ易かったりもあったのかもしれません。
当時の車は若年層がメインターゲットでエレキギターも同じく若年層をターゲットにしていました。
予め車で人気の出たカラーを使用する。フェンダーのマーケティングは当時から冴えていたのかもしれません。
お気軽にコメントしてください。