Paul Reed Smith Private stock #7512 McCarty 594 Graveyard Limited Run Honey Gold with Dark Cherry Smoked Burst
1985年創業という、ギターブランドとしては若いながらも、ギブソン、フェンダーと並び「第3のブランド」として知られるポール・リード・スミス（以下PRS）。
そのPRSの中でも、最高級のラインナップであるプライベートストックから、さらに世界限定80本のGraveyard Limited（グレイビャード・リミテッド）。
Paul Reed Smith Private stock #7512 McCarty 594 Graveyard Limited Runを買取させていただきました。
「McCarty 594」に関しては、あのジョン・メイヤー氏（John Mayer）が、インスタグラムに画像をアップし、実際にステージでも使用するなど、話題になったモデルでもあります。
Paul Reed Smith Private stock
これをご覧いただいている方は、PRSやプライベートストックについて、すでにご存知でしょう。
1996年にスタートしたプライベート・ストック（Private Stock）。
高い技術が結集するPRS社の中で、更に選りすぐりの職人たちを集め、スペシャル・チームを結成。
最高級の木材を厳選し、高い技術を出し惜しみなく発揮して製作される最上級ラインナップです。
世界で80本しかないギター
PRSは、2017年にアメリカ東海岸の、とある墓地の木を買い取りました。
その木の高さや枝の状態から、「樹齢100年以上」と見込んだのです。
杢目の幅も広く、その存在を際立たせるような並外れたトラ目で、Private Stockに相応しい品質。
このような希少な木材を使用しているので、当然本数は限られてきます。
なぜMcCartyなのか
テッド・マッカーティ（Ted MaCarty）氏をご存知でしょうか？
彼は1946年から1966年までギブソンに在籍し、同社の代表となる傑作を世に放った人物。
ギブソンを知っていて、レスポール、エクスプローラー、ES-335、ES-175、フライングVを知らない人はいないでしょう。
彼は、これらを世に放った超重要人物。
間違いなく、エレキギターの歴史に名を残すでしょう。
そして、そのマッカーティ氏は、ポール・スミス氏の師匠でもあるのです。
ポール・スミス氏は、1986年からの12年間、彼の指導を参考に入れ、楽器を製造しPRS社を運営をしてきました。
ポール・スミス氏は「マッカーティとの出会いは、決定的な瞬間だった」と
語っています。
自身に多大な影響をもたらしたマッカーティ氏に、最大限のリスペクトを込め、出せる技術と木材を結集させて製作したのがこのモデルなのです。
上述した墓地の木材を選んだのもここに由来しているのでしょう。
ポール・スミス曰く
「この木は1959年にカラマズーで生産されていたギターに使用されていた木材に非常によく似ている」と言っています。（カラマズーは、ギブソンの歴史の中でも重要な場所）
サウンドや特徴
サウンドは、木材の選定からもわかるように、ヴィンテージを意識したものになっています。
また、ネックが24.594インチ・スケールで設計されています。
ミディアムスケールの24.75インチやPRSでも採用されている24.5インチに比べるとややテンション感が増した印象。
ネック・シェイプも、「パターン・ヴィンテージ（Pattern Vintage）」を採用。
このシェイプはパターン・シェイプを基にやや厚みを持たせつつ、高音弦側を少し削り、低音弦側に厚みを持たせた非対称カーブで設計されています。
現行では、最も太いグリップに仕上げられており、芯の太いサウンドが楽しめます。
実際のサウンドは、公式サイトの動画をご参照ください。
PRSプライベートストックという最高品質、限定80本という希少性、PRS社とエレキギターの歴史をも内包するデザインとストーリー、まれに見る特別な一本でございます。
もちろん在庫は一点限り。
気になった方は、お早めにお問い合わせください。
当店販売サイトより（このページでもご注文可能です。）
※このページでもご注文可能ですが、たくさん画像をご用意しておりますので商品ページもご覧ください。
≫ Paul Reed Smith（PRS） Private stock #7512 McCarty 594 Graveyard Limited Run Honey Gold with Dark Cherry Smoked Burst [RH405]
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