ドラムスティックについて考える~形編~ 

どうも皆さんこんにちは、ドラム担当の前田です。
だんだん寒くなってきたところでスティックのお話の続きを、、
前回は素材の違いによる特性でしたが今回はチップなどドラムスティックの形についてご紹介します。

チップの形状

スティック先端のことをチップと呼び、さまざまな形状がありサウンドや打感に影響の大きい部位です。

ボール型:丸い形をしていて打面との接触面積が最も小さく叩き方による差が少なく音の粒が揃いやすい。粒立ちがよく安定したサウンドです。

※写真はウッドチップのボール型がなかったためナイロンチップのもの。

ティアドロップ型:楕円形で叩き方で接触面積が変化しニュアンスを出しやすい。

主にジャズプレイヤーに好まれてるとか。

スクエア型:ボール型同様音がバラつきにくく、より打面の面積が広く音量が大きくなります。

安定して音量が稼げるのでロックドラマーに人気があります。

コーン型:三角形に近い形。ティアドロップ型を強くしたような特性、打面の角度による音色の変化が幅広い。コントロールが少々難しい面もあります。

チップレス:チップがなく細かなニュアンスが出しにくいが音量が稼げる。パワフルな演奏にオススメ。

ナイロンチップ:ナイロン製のチップのモデルもあり様々な形がある。特性は固く割れにくく輪郭のはっきりした音色、シンバルレガートが綺麗に決まります。

長さ・太さ

短いほどコントロールしやすく、長いほどパワーが出しやすい。
細いほどピッチが高く音が暴れやすい、太いほどピッチが低く太鼓の胴鳴りが得やすくなります。

さて、ざっと簡単に書いてきましたがスティックの種類はチップの形や太さなどの組み合わせはメーカーや素材をあわせると無数にありスティック探しの旅をするのも面白いかもしれないですよ。

そうゆう私も旅の途中ですが今はVIC FIRTHの2Bに落ち着こうとしています、ま日の気分やコンディションで持ち変えちゃったりもしますが。
それでは良い音楽人生を。

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