ホルンのベルが後ろ向きに付いている理由 

管楽器奏者でも1度は疑問に感じたことがあると思いますが、ベルがなぜ後ろ向きについている理由をご存知ですか??
ホルン吹きの方は、もっと音飛ばせ!など注意をされると「ベルが後ろ向いてるんやから!」と言いたくなった経験もあるのではないでしょうか?
今回はその理由についてご紹介します!

まずはホルンについて

ホルンの祖先は像や牛などから作られた角笛です。
この角笛は、狩りをするために使われており先頭の者が後方の仲間に「獲物を発見した!」「獲物を捉えた!」など様々な合図を送るために使用されていました。
そして、馬に乗りながら吹けるように管を巻いて肩に提げるようにしその際に、邪魔にならないようベルが後ろ向きになったと言われています。
これがホルンの始まりなのです。
現在では、ピッチを取るのが難しかったり、思ってもない音が出てしまう時があるので世界一難しい楽器として「神の楽器」と言われています。

 

 

余談ですが…

ホルンを直線に延ばすとどれくらいの長さになるかご存知ですか??
約2.7mから3.6mもあるんです!
これはトロンボーンとほぼ同じ長さに当たり、かなり長いことがわかると思います。
長さが同じぐらいでも音の雰囲気が違うのは、管体の形によってかなり変わってきているんです。

まとめ

いかがでしたか??
ベルが後ろ向きなのもちゃんと理由があったんです!
そして、神の楽器と言われる程の難しい楽器を吹いていることに誇りを持っていただきたいなと思います!

 

管楽器担当:泰山

 

 

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