『買取上限価格の撤廃』ができたら、次は?

Qsicは2005年に創業、2010年に三宮センター街・さんプラザに現在のお店を構えたというだけの
まだまだ歴史も浅い楽器店ですが、創業から貫き続けている方針があります。

それは、『買取上限価格という表現を使わない』こと。

財力や人手にアドバンテージがある会社は、サイトに買取価格の一覧表を記載していますね。
お客様にとっても、わざわざ査定の依頼を出さなくても、すぐに値段が分かって一見は便利ですが
キュージックはこの8年間、お客様へ買取上限価格という表現には注意するよう伝え続けて参りました。

予てより当店をご支持いただいているお客様は既に「ピン」と来ているかもしれませんが、
持っているのは中古品。なのに載っているのは新品と変わらない状態での価格。

その価格で買ってもらえると思って持って行くと、驚きの減額が待っているのです。
どの程度減額されるのかは持って行くまで分からないという時間&手間的ハイリスク方式。
なので十分に注意が必要なのです。※私の体験談はこちら

これでは安心して楽器を売ることなどできないと感じ、当店が取り入れた方針、
もとい創業のきっかけともなったのが

『買取上限価格という表現を撤廃すること』です。

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今日は、このことについて掘り下げるのではなく、その次のお話をしたいと思っています。
(この方針について詳しくは「どちらに売りますか?」をご覧ください。)

徐々に共感していただけるお客様も増え、「実際の価格」で見積りを出す同業者も増えてきました。
今でこそ、この方式は浸透し当たり前となってきてはおりますが、
当時は斬新だったというか、むしろ「安っ。」と誤解されてしまうことの方が多いやり方でした。

それでもお客様が増え続けているのは、やり方を変えずずっと伝え続けてきたことと
当店を信じて利用していただいたお客様の、最終的な納得度が実を結んだのではないかと自負しております。

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先述のように、この方式でお見積りをお伝えする同業者も増えてきました
(キュージックがきっかけだとは言いません。世間の需要から必然的に?)。
これは市場全体としては、以前よりも安心して楽器を売ることができるようになったと
前進だと捉えて良いかと思っています。

そこで当店が次に取り組みたいのが、『実際の(平均の)中古品の買取価格一覧表』の作成です。
→価格表って見聞きすると、やはり上限価格が記載されていると思ってしまいますよね。
当時の「そうじゃないんですよ」の感覚がもう一度味わえるのかな?なんて思ったりしてます。

確かに、表の場合だと逆に最高(基本?)価格が知りたい時に不便かもしれないので
最高いくら、平均いくら、のような書き方をすると分かりやすいかもしれません。

実際の価格を公開するというのはリスキーでもあり、
一覧のメンテナンスにも膨大な人手・コストがかかりますので
すぐに完璧なものができるとは申し上げられませんが、
お客様にとって喜ばれるものであれば、取り組む価値は非常にあると思います。

サービス名(そもそもそれはサービスか?)や取り組み方は未定ですが
実は既に一部のカテゴリにおいては紹介をおこなっているのでご覧ください。

キーボード、シンセサイザーの実際の買取価格一覧
管楽器の実際の実際の買取価格一覧

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